かけがえのない存在(200文字小説)
掲載日:2019/06/12
古い友人が久し振りに訪ねてきた。
「ちょっと見ない間に変わったね」
開口一番そう言った。
「どんな風に変わった?」
「若々しくなったんじゃない」
「それって、褒めてる?」
「判んない。以前のあなたが好きだったから、ちょっと戸惑ってるの」
「君は変わらないね」
「それって、貶してる?」
「変わってないから僕は今でも君が好きだよ」
「ふふふ。やっぱりあなたはあなたのままだわ」
お互いに何年経ってもかけがえのない存在だった。
古い友人が久し振りに訪ねてきた。
「ちょっと見ない間に変わったね」
開口一番そう言った。
「どんな風に変わった?」
「若々しくなったんじゃない」
「それって、褒めてる?」
「判んない。以前のあなたが好きだったから、ちょっと戸惑ってるの」
「君は変わらないね」
「それって、貶してる?」
「変わってないから僕は今でも君が好きだよ」
「ふふふ。やっぱりあなたはあなたのままだわ」
お互いに何年経ってもかけがえのない存在だった。