デーモンズ•エフェクター
天空の都市へワープするポータルの封印が今解かれた。
人々は、ポータルへ足を運び未開の地へと旅に出た。
その時、ひとりの少年が母親に向かって大きく両手を振り、目には涙を零していた。
もう、帰ることができない!と少年は知っていたからだ。
親しみのある仲間と共にワープポータルに踏み込んだ。
踏み込むとポータルから神々しい光に包まれ、瞬きするような速さで天空の都市に到着した。
天空の都市は、今まで見たことの無いような世界が広がっていた。
そこには、私たちと同じ人種のようで何かに夢中になっていた。
私たちは夢中になる人たちに声をかけた。
しかし、その人は私を跳ね返した。
弱そうな身体なのに、どうしてそんな力があるのか分からなかった。
疑問に思っていると、サイレンが鳴り始めた。
サイレンと共にアナウンスが放送された。
「これからメンテナンスを開始します。安全を確保する為に、早めのログアウトをよろしくおねがいします。メンテナンス時間は10時から15時の予定です」
と知らされた。
それを聞いた人達は一斉に騒ぎ始め乱闘が始まった。
どうやら、彼らにとってメンテナンスとは殺し合いの事らしく殺し合いを終えるとアイテムを奪うことができるらしい。
すると、メンテナンスの終了告知が流れた。
「各自生き残った方は、次のメンテナスまでデバイスでシミュレーターしてください。獲得した装備を解体するかオプション付与するか選択してください。
また、新たな挑戦者は指定場所でシミュレーターしてください。」
とアナウンスを終えるとポータルから現れた人達の胸元に番号が現れた。
私たちは、デバイスまで磁石のように吸いつけられ強制参加させられた。
という、謎のゲームがゲームショップに売ってたので
けにゃタンさんは、
「なんや!クソゲーやん!」
と言って店を後にするのでした。