love mercy
君が誰かと楽し気に歩く姿を 見かけた日から
心に湧く感情を抑えられない
朝まで騒いだ 始発待ちのバス停
並んで座ったベンチに 枯葉が落ちて 朝焼けの街並みも褪せていく
あの晴れた日の午後 カメラレンズ越し
栗色の髪が 木漏れ日に反射して 素敵だった
押したシャッターで時間が戻るなら 出会う前の2人に
胸を裂くこの痛み 繰り返さぬように
今はもう あの頃の私たちじゃない
同じ思いで笑いあった日々が 流れる涙で溶けていく
いっそ この言葉を 君に告げて
からっぽの日常を 終わりにしたい
自己満足の一人よがりが 君の重荷になって
救われるのは 私だけでも
そんな罪の意識も 心地よくなって
この胸を満たす 綺麗な思い出
勝手な私の love mercy