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世界征服を始めました。  作者: 袋烏
第4章 壊れゆくもの編
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遊びという名のいじめ

天地征権(イムペリウム)を手に持ちタクヤ…勇者タクヤか? まぁ、勇者タクヤと対峙する。


さて、タクヤから聞いた話では“ジャッチメント(勇者の鎧)”は纏った対象の怪我や異常状態を自動高速で治す能力と身体能力を上げる能力だったな…



「いくぞ! “混沌の使者”っ!! とぉ!」


掛け声と共に勇者タクヤは飛び上がった。


『ジャッチメント・キック』


ただの跳び蹴りが来たので片手で払う。


蹴りの軌道がずれて勇者タクヤは僕の横を通り反対側に着地した。


「なんだと!? 僕のジャッチメント・キックが当たらない!?」




弱ぁぁァァァァァァっ!!!!!??


今の何だよ! サリーでもタクヤでも避けれるぞ!! あっ、タクヤは本人だから無理か…


よし!!!












“遊ぼう…”




天地征権(イムペリウム):“蹂躙歌(キルタイム)”』


【ポイントが∞ptになりました。】


【あと3分です。】


天地征権(イムペリウム)悪の遺産(イビル・イコン)で使うポイントを一時的に∞にする。


(ソード)×100」


空間が裂けて大量の剣が勇者タクヤに向けて放たれた。


「無駄だ!」


そう叫んで勇者タクヤはその場から離れて回避する。



(スピア)×1000」


まぁ、逃がさないけどね〜


大量の槍が勇者タクヤを呑み込んだ。



さて、「魔法の言葉(死んだか?)」いるかな〜?



「はぁ!」



突然、槍が飛んでくる。


「食べろ、“クリーチャ(形なき捕食獣)”」


『了解〜』


僕はコートで槍を包むように振る、すると槍はコートの中に消えた。


「今度はこっちの番だ!」


勇者タクヤはまた叫び、僕に向かって走ってくる。


【残り1分30秒】


「おら出番だゴブリン共!」


空間が裂け中から肌が緑色で全長50cm位のゴブリンが10体出てきた。


ゴブリン達は背中に袋を背負っている。


「「「「「ぎぃー!」」」」」


ゴブリン達は奇声を発しながら勇者タクヤへと走り出す。


「無駄だ!」


勇者タクヤは先頭のゴブリンに拳を振るう。


「いーギャ!?」


先頭のゴブリンの頭が潰れた。


「「いー!」」


その隙に2体のゴブリンが勇者タクヤの足にまとわりついた。


「ちっ!」


舌打ちしながら勇者タクヤはゴブリンを振り払おうとする。


しかし、ゴブリンの雑魚魂は簡単に諦めなかった。

そして、残りのゴブリン達がどんどんまとわり付いていく。


「くそっ!! 離れろ!」


「「「「いー!!」」」」










カチ…





次の瞬間、ゴブリンと勇者タクヤが“爆発”した。



まぁ、ゴブリンが持っていた袋には調整して寄生しなくて時間がくると爆発する“ラエティティアの卵”が入っていたんだけどね〜


ご苦労様、ゴブリン達。


僕は勇敢で雑魚魂を魅せたゴブリン達に敬礼する。



【時間です“蹂躙歌(キルタイム)”を終了しました。】


【なお、“蹂躙歌(キルタイム)”で作成した物は全て消滅します。】


僕が放った大量の槍や剣が灰となって消えていった。



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