表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界征服を始めました。  作者: 袋烏
第4章 壊れゆくもの編
55/60

操られた裏切り

なんか食べられる前に誰かの名前を呼んでなかった?


まぁ、たぶん勇者だろう。

呼んでも勇者は来ないんだけどね〜

実際に勇者達を見て分かったのは…


“バカ正直”


おそらく、彼らは僕が正面から来ると思っているようだけど…

僕は勇者の思い通りにはならない。


タクヤの世界では正義が勝つというけど、実際にやってみないと分からない。

物語では“運よく”手掛かりが見つかったり、“人間性”で敵が味方になるけど、現実は違う。


人はそれぞれ“個性”を持っているのだから。


実際に僕は狡賢い奴、最強の暴力を持つ奴が勝つと思っている。


他人が“それは人間としておかしい”と言っても、負けたらそいつはただの肉になるだけ。


要は“勝てばいい”



だけど、マリアだっけ?


外に向けて走ったけど…




「終わったぞ。」

「キャハ♪」



タクヤとサリーが外にいるから結果は同じだったんだよ。


「よし、じゃあ“チェック”をかけようか…」


僕とタクヤ、サリーで皇帝をぶち殺そう。


僕は最高の笑顔で皇帝がいる場所に向かった。







[][][]








なんという事だ…


勇者を戦争の駒として使う為に、魔王の復活という嘘を言ったが本当に魔王が現れるとは…


「まぁいい…」


儂は皇室の椅子から立ち上がり、後ろにある本棚へ行き目当ての本を探す。


おそらく、この帝国は滅びるだろう。


なら、“逃げればいい”


この本棚には様々な魔術についての本があり、その中の一冊を手に取った。


本には“転移魔術”と書かれている。


「よし、あとは“魔法陣”があれば…」


儂は地下へと向かう為に家宝の剣を片手に部屋を出る。




「あっ、みっけ〜」


廊下へ出ると黒いコートを着た少年と裏切り者の2人がいた。


「久し振りだな…陛下。」


裏切り者の1人、元勇者であったタクヤが黒い炎を手に灯しながら言った。


「ふん、裏切り者め。まさか、アルブベト家の娘までいるとは…」


「家は関係ないわ、私がタクヤに着いていっただけだから。」


アルブベト家の娘は片刃の剣を儂に向ける。


まずい…


こちらが圧倒的に不利だ…


「あっ、皇帝陛下にプレゼントがあります♪」


黒いコートを着た少年が手に持っていた袋を儂の足下に投げつけた。


袋はコロコロと転がりながら封が空き中の物が……………





「マリアっ!!?!?」


何故、マリアの“頭”が!?


そんな…


キドリーに続いてお前まで…



「どうですか? 僕のプレゼントは〜?」


許さん…


「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」


気づけば儂は剣を抜き走っていた。


すると少年は黒い剣を取り出して…


ブラック・ウィップ(悪食暴食鞭)


黒い鞭が儂に迫ってきた。













ガキッ!!








[][][]









「これはどういう事だい? “タクヤ”」


僕がブラック・ウィップ(悪食暴食鞭)を皇帝に振るい鞭が当たりそうになると、タクヤが“白い鎧”を着て鞭を防いだ。



「…………。」


ん? 小声だから聞きとれないぞ。


「君は間違っている!!」






……………………………?




「えっ…何が?」


タクヤが言い出した事に驚きながら聞く。



「“僕”は今まで君を見ていたが、君はやりすぎだ! 正義として見過ごす事はできない!」



おいおい、遂に頭が可笑しくなったか(笑)


「ちょっとタクヤ! 何やってるの!!」


サリーがタクヤに近づく…



ドカン!



「黙れ、“悪”の手下め!」


嘘だろ…昨日まで一緒に寝る恋人関係だったサリーを“本気で殴った。”



「さぁ、陛下!! 今のうちに!」


「ああ…分かった。」


タクヤが皇帝に避難するように誘導し、皇帝は階段を降りていく。



「ねぇ、タクヤ。いくら友達だからといっても、“これ”は許さないよ?」


僕はニッコリと笑顔で言う。



「お前はここで倒す“混沌の使者”!!!」


“混沌の使者”?


おかしいな、タクヤなら僕が“絶望の使者”になった事を知っている筈……









“ああ、あと元勇者でも光の精霊の加護が少しある筈だ、だから”




“気をつけろ”




ああ…そうか


“光の精霊”か…



「そうか、タクヤ。なら僕は僕の夢ために君をこの世界から…













“消してやるよ”





僕は悪の遺産(イビル・イコン)から“天地征権(イムペリウム)”を取り出した。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ