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世界征服を始めました。  作者: 袋烏
第3章 真の悪編
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勇者との戦い(1)

ルアーノから少し離れた森に着いてからすぐにエリキ亀を見つけた。


エリキ亀は川の近場に群だろうか沢山おり昼寝の最中で甲羅に籠もっている。


俺は起こさないように近づいて慎重に甲羅に生えているエリキ茸を採取する。

エリキ茸はエリキ亀がストレスを感じると色が変わるので採取が難しい。

“赤”だと薬草としては効果が低い為、市場では安く売られている。

エリキ茸を“赤”にせず入手する方法には二つあるとジョナに聞いた事がある。

一つ目は今俺がしている“寝ている時に採取”で

二つ目がエリキ亀を“即死又は安楽死させる”

以上の方法で最低でも“黄”が手に入れるし、運が良ければ“青”が手には入る。




エリキ茸を採取し終わり俺はルアーノ街へ向かう。


入手出来たのは“青”2個“黄”10個だ。

青色が2個も採取できて上機嫌でルアーノへ向かっていると、




突然“ナイフ”が飛んできた。



俺はナイフを避けて飛んできた方へ目を向ける。


「久しぶりね“タクヤ”…」


そこには勇者の1人である“アイ”がいた。








アイの背後には帝国の兵士数名と白い鎧を身に着けた男がおり全員が武器を俺に向けている。


「よく脱走できたな裏切り者。」


白い鎧の男が嫌みたらしく言ってくる。


「これは、“皇子殿”。」


“キドリー・セプンテント”セプンテント帝国の時期皇帝と呼ばれている男だ。

厄介な奴が来やがった。


「さぁ、来てもらうよ裏切り者。」


「キドリーの言うとおりにしてタクヤ。」


アイが心配そうに言う、アイは始めは俺を信じてくれたがキドリー皇子が説得をしてしまい俺を見捨てた。


糞…思いだすだけでイライラする。


「どうやら、抵抗するようだね。」


キドリー皇子が嫌な笑顔をつくりながら手に剣を“出現させる”。


“聖具生成”これがキドリー皇子のスキルで、武器や道具を造りだすスキル。

しかし、造った聖具は強力だがアニメみたいに飛ばしたり出来ない“キドリー1人なら”


「さぁ…アイ、僕達の“愛”でアイツを倒そう。」


キドリー皇子は造った剣をアイに渡す、すると剣は宙に浮く。

聖弓“フェアリー・アロー”

アイが選ばれた聖なる武器の名前だ。

“フェアリー・アロー”はアイの右腕にある“刺青”でアイが触れた物を“加速して撃ち出す力”を持っている。


キドリーとアイでアニメの最強の武器ができる。


ていうかアイとキドリーって付き合っているの?

確かにキドリーはアイにホの字だったがアイはキドリーが苦手だった筈…俺がいなくなってから何かあったのか?



「ロック…」


やべっ!?


「ショットっ!!」


聖剣レベルの剣が俺目掛けて放たれた。




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