第9話 作戦開始
9話まで来て、この意味の分らない話は一体・・・!?
やっぱ9話って短いですね。
俺に言わせてみれば歴史編なんて序章ですよ序章
だって、まだ何も始まってないですもん
しかしキラーはこの文字数だったら続編が書けてしまうくらいですね
それに、タイトルの意味はいつわかるのでしょうね
多分歴史編が終わった後かな。
歴史編は多分あと3話ぐらいで終わります
「ママ、俺わかったよ、何を間違えたか」
「つまりは・・・・」
「さすがだね・・・悟にはもうママの力は必要ないみたいだね」
「がんばってらっしゃい!」
我が母親は俺の背中を叩いてくれた
「ああ、俺行ってくる」
今回、俺は様々な作戦を用意した、その中から自分が最も効果的だと思うヤツを選び抜いた。
これからその作戦を実行する。
そのためにかなりの時間と気力を有したが、これで小谷を打倒できる
いや、この言い方は良くないのかもしれない
これから小谷を歴史好きにさせる。
一時限目が終わる、二時限目が終わる・・・三時限目が終わる・・・
その時間がかなり長いと思えた。
「はやく歴史になんねーかなー!!!」
「午後ってきついよなー」 「まあ・・・でも、大丈夫だよ、成功する、絶対にな」
四時限目が過ぎ
昼休みも過ぎていった。
「よし、準備開始だ。」
先生が入ってきた。
俺は先生に「よろしくお願いします」と言い小谷の方へ向かった
「小谷、こっち来い」
俺は小谷の腕を引っ張った、小谷が腕を振り払おうとした
「何だよ!授業始まるじゃんかよ!」
「授業聞く気ねえじゃねーか!」
小谷はその言葉を聞いてからは抵抗しなかった
楓は先生に「大丈夫です。安心して下さい」と言い教室を出た。
俺は小谷を教室の外へ連れて行った
廊下で楓と会った
楓は右腕を前に出していった
「そんな準備で大丈夫か?」
俺はその右腕にクロスさせるように腕を出した
「大丈夫だ。問題ない」
「エルチャン・ダイ!最新作出るから買ってね!」
俺と楓はそのままドアの開いた歴史の授業が始まった教室へ向かいそう叫んだ
教室の中は一瞬で静まりかえった
そんなことお構いなしに俺は隣の教室へ入った。
二人きりで
「小谷、お前は何故そこまで歴史を拒むんだ」
小谷はため息をついた
「そんなことのために俺をここに連れてきたの?くだんね」
俺はキレそうになったが、それを押さえこんだ。
「この世界には、超能力者がいる」
「知ってるよな?」
「ああ、そんくらい知ってるよ。何てったっけ?マジシャン?だっけ」
「そう、マジシャン。そのマジシャン達が最も大切にしている物。それは・・・過去だ」
「過去は振り返らない人なんだ、とか言ってる人がいたらマジシャンは直ぐさまこう言うだろう。
『過去を振り返らないと生きていけないよ』何故過去にこだわるかって?ソレを今から説明するんだ」
「いや」
「体験してもらうんだ」
「これから訳の分らない質問をする、誠実に答えてくれ」
俺は財布から1円玉を取り出し右掌上に置いた
掌が開いた状態で小谷に質問をした
「小谷。もしも世界でお前ともう一人だけ生き残れるとしたら誰を残す」
小谷すこし考えた
「・・・難しいな。・・・強いて言うなら父さんかな」
「そっか」
「これから、小谷、お前に夢を見てもらう」
「? 夢?・・・お前大丈夫か?自分で歴史の素晴らしさを知らしめるとか言っといて、俺を寝かせるのかよ」
「寝かせる?何か勘違いしてるようだけど、俺はお前を寝かせないよ、寝ていなくとも夢は見ることがデキル」
「そんなことも知らないのか。バカだなお前」
俺は1円玉を机の上に置き立ち上がった
そして指を鳴らした
「楓、よろしくな。」
俺がそう言った瞬間教室の外から
「こっちも準備okだ」
と楓が答える
「小谷」
「白昼夢って知ってるだろ?いや、寝ていなきゃ夢を見れないという考えのお前には分らないか」
「失敬な!知ってるわ!」
「そうか、じゃあ話がはやい。これからお前に見てもらうのは、ソレだ」
「つまり・・・どういう事だ?」
「物質を浮遊させたり、移動させたり、空を飛べたり、何もないところから食べ物を作り出したり、傷を治癒したり、透視能力が使えたり、人の心が読めたり、手から火を出せたり、自分の体の大きさを自由自在に変えたり、電波になれたり、家具を創造できたり・・・そんなビックリ能力を使えるのがマジシャンだ。
今俺が言った能力。これは俺が今までに会ったことのある全てのマジシャンの能力だ。
こんなでたらめな能力を使うマジシャン達は口をそろえて言う『歴史を学べ』と
そんなマジシャン達の中で特に目立たない力を持った少年が居るわけだ。夢を見せる能力を持つマジシャン
その少年もまた言う『歴史を学べ』と」
「マジシャン達の言う『歴史を学べ』という言葉の意味を知りたいだろ?」
「今からその言葉の意味を文字通り体験してもらう」
俺はビデオカメラを左手に持ち右手に一円玉を握る
ビデオカメラの電源がつくと同時に、俺は右手を開いた
一円玉からは紫色の気体がもくもくと上がっていた。
その一円玉を振り回し、落ちない事を確認する。
そして、右手を前に素早く押し出した
その右手は小谷の顔の目の前で止まった
『次の瞬間』
「俺は、マジシャンだ」
『小谷と悟は机に倒れ込んでいた』
Qマジシャンってなんですか?!
Aこれから出てきます
Qタイトルの意味を教えて下さい
Aこれから出てきます、そして感想をください。
Qこれからっていつからですか?
Aかなり先です、そして感想を下さい。
Qかなり先ってどれくらいですか?
A10話以上後です、下手すれば20話くらいになるかも。
そして感想を下さい
Q何故そんなに感想が欲しいのですか?
A感想が欲しいからです、そして感想を下さい。
ずうずうしくて申し訳ない、では、次話