劇場版「響け!ユーフォニアム」はどこまでやるのか?②
せっかくだから、再来年あたりに上映される後編についても考えてみよう。
実を言えば、三期のテレビシリーズ放映の発表があった時に、こう考えていた。
府大会、関西大会、そして、全国大会。
これが最後に来るように、三クール、計三十九話になるものと。
実際には十三話。
やはり、物足りないものがあった。
今回の映画化は、たった十三話しか放送されないテレビ放送を二回に分けるということは、総集編といっても、相当新規部分を加えられると考えた方がいい。
というよりも、もともと二回の総集編込みでの十三話だった可能性すらある。
それを踏まえて後編。
こちらでは、演奏シーンは三回。
すなわち、文化祭、全国大会、それから、卒部会を兼ねたホールでの演奏会。
そして、卒部会での演奏のうちコンクールの課題曲と自由曲の演奏は、全国大会の金獲得メンバーによるもので、そこでソロパートのユーフォニアムを黒江真由から黄前久美子に変更するということで、再改変もおこなわず、黄前久美子の演奏も聞けるということになる。
もちろん、全国大会でのソロパートの演者を黄前久美子に変更する別の話にすることも可能なのですが、そうすると、アンコン編から積み上げてきた伏線をすべて無にすることになってしまうのでやはりやめておくべきでしょうし、やらないでしょう。