捏造の王国 その111 延命はしたけれど、支持率ジリ貧。オタクだからってアレは無いでしょ、イシババ総理
秋が消えてしまい、すでに冬、クリスマス仕様のニホン国だが、上がらない支持率に悩むイシババ総理に…
秋はどこに消えたのだという嘆きが聞こえるほど急激な寒さに見舞われ、すでに12月までカウントダウン、あと何日となったニホン国。通常であれば、欧米の最大宗教の大イベント、クリスマスを控え、コンサートといった荘厳なモノから、イルミネーションだのバーゲンだの様々な行事が目白押しで、宗教的熱狂とは無縁なはずのニホン人ですら、ウキウキワクワク、消費行動を最大限にするはず…なのだが。主食となっているコメの高騰他値上げが目白押し、なのに実質的賃金はダダ下がり、政治的不安で闇バイトに走っちゃう―というもう世紀末になりつつあるのか状態。そんななか下がり続けるのは
「ま、また支持率が下がりました…。初の外遊も無事に終えたというのに
一体何がいけなかったんですか。ナンタラ魔人とか言うコスプレをして馬鹿なパフォーマンスもしたわけではないのに…」
ニホン国トップの地位にあるイシババ総理。就任というか再任というか、とりあえず総理大臣となっての初の国際会議、国際イベント参加のための外遊を行い、可もなく不可もなく日程を終えた。西のトンデモ知事再選他の話題のせいか、ひっそりというか、あまり話題にもされなかったせいなのか
「な、なぜこんなに支持率が低いままなのだろうか。キジダダ前総理が減税の恩恵をーといって無理な制度を限定でやってしまったため、経理、人事関係の方々、各市町村も右往左往、やり方が複雑になってただでさえ忙しいのに、もっとひどくなったとかで、恩恵どころかマイナスを感じ過ぎているらしい。そのせいで私の支持率もおちているのなら、それは理不尽…」
“いや、違いますよー”
と後ろというか、斜め上天井あたりからの声は地獄の書記官。ニホン国の悪政で次号の亡者が増え、満員電車よりひどい状態になりそうなのを防ぐため故アベノ総理のころから苦言、忠告ほかのためたびたび登場している。
“あーイシババさんで、少しマシになったかと思ったんですけど、やっぱりダメダメですねえ”
「な、何がダメなんですか、お、教えてください」
“あのーまず公約は守りましょうよ。アベノさんから七日、その前のアトウダさんとか、モンリさんとかからなのか。言ったことやら国民に約束しますって言ったことはやりましょうよ、ウラガネの解明とか”
「えーと、その件については政治資金の…」
“その―、骨抜き法案作って誤魔化すのはやめましょうよ。上場企業とか、世襲の財閥からのこそ、規制したらという案もあるのに真逆やりますからねえ。そもそもそれじゃなくてパー券でしたか、報告してない収入がある議員とかがどれだけいるか、それどうするか、本来は脱税だろ、追徴課税のはず、そもそも議員であるのオカシイ、今回再選してもアウトでしょ、疑惑の説明をちゃんとしてないからですよねえ”
「それは、その、国会が…」
“国会といえばマイマイナンバー保険証、辞めるみたいなこと言って、やっぱりやるんですねえ。上級公務員の方々でさえ、取得率が15%でしたっけ、ちなみに閣僚の方々は全員お持ちなんですかあ。持病がありつつご活躍のジコウ党の方々は全員持っていっらっしゃるんですよねえ。レイワンとか共産ニッポンとかの野党ならともかく、強引に推進しまくったゴウノ元大臣さんがいるジコウ党議員の取得率はどうなんですかねえ、100%とはいかなくても、80いやせめて50%以上は…”
「(い、いえない。私も妻も…、そ、それどころか閣僚も、ひょっとしたら党のゴウノさん本人、ご家族ですら持ってないかもなんて)そ、それは調査中です。も、もう決まったことで、その」
“あー、公務員より議員の方が少ないでしょうに。それにジコウ党議員の方々は結構あつまりとかしてるんですから、そこでアンケートとればいいじゃないですかあ、ネット上でやるという手もあるし。あ、少ないんなら早く発行しないと逆に混乱しますよねえ、お医者にいけない議員さんがでて病気のせいで国会でれなかったら大騒ぎですし”
「そ、そうですね、た、確かに。…その、ひょっとして辞めれば支持率が」
“まあ、それでもいいんでしょうけど、それだけではないですよねえ”
「ほ、他に…」
“重要なことをきめるときに居眠りはやめましょうね。自分が総理にぜったいなれるーという確信があったとしても、寝るのはだめですよ。まあアベノさんとかもいい加減な態度でしたが、一応は起きてましたし、だいたい外国でも”
「え、えっと、その、外国というのは」
“そのう、イシババさんがいわゆるオタクというのはわかりますが、最低限の社交は行いましょうよ、一応一国のトップということになっているですから。オタクの人がコミュ障が多いのはわかりますけど、スマホいじってばかり、他国の首相が挨拶に来ても立ち上がって握手すらしないってのは。良く知らない人と話しづらいとはいえ、一応国際会議にでて、それでは。オタクとはいえ、社会人の方がたは職場ではきっちりその辺はやってますけどねえ。それが嫌なら総理とか議員にならなければいいのに。まあ、近頃のニホン国では一般人より政治家、議員とかそのモドキのほうがはるかにモラルがないというか、子供っぽいというか、反社というか…”
延々と続く地獄の書記官のお説教。こ、これに耐えなければ総理は無理なのか、い、いやまっとうにやればいいのか、で、でも真っ当な政治家って何なのだろう、その定義は…と考えつつ、お説教をつい聞き続けてしまうイシババ総理であった
オタクはコミュ障多いそうで、筆者もその気がありますが、職場では挨拶等々一生懸命やってる方が大半だと思われます。そういうこととか、法律は守ろうとか基本的なことができない政治家モドキが増えてますよね某ニホン国とか。