SideA 教師レインの初授業
がらっ
ざわざわ……ざわ…………
ささやかな喧騒がゆっくりと減衰していく。友達同士で世間話をしていた生徒達が次第に口を止め、皆揃って教室への来訪者を見ていた。
「えっと、どうもおはよう。昨日ぶりだね。」
注目に気付いたレインは多少の緊張を残しながらも挨拶をするが生徒達からの返答は無い。
「皆さん、挨拶はどうしましたか。」
その微妙な空気感を見かねたジョッシュがレインの背後から口を差す。すると生徒達ははっと思い出したようだ。「おはようございます」と誰かの言葉に連鎖し広がって行く。
「不揃いですが、まあいいでしょう。レイン先生早くお入り下さい。授業開始の鐘が鳴る前に一通りの説明がありますので。」
ジョッシュに背中を物理的に押されたレインは前によろけながら入室、そしてそのまま生徒達の席よりも一段高めに用意された教卓の前に立つ。
「ではレイン先生、軽く自己紹介でも。」
「どうもレイン・マスベです。昨日の集会で概ね皆も把握していると思うけど、諸事情で一カ月間この教室の魔導工学の先生を任されました。どうぞ宜しく。」
レインの自己紹介に反応して辺りからひそひそと小声の会話が聞こえてくる。
「ぼそぼそ……買収……。」
「ひそひそ……欲深い……。」
就任そうそうレインに対する最悪なイメージが固まってしまっている。しかし、得た物は大きかった。仕方がないとレインは昨日から自己弁護を完成させていた。
「皆さん五月蠅いですよ。レイン先生には魔導工学発展1と週三日の魔導工学実習を担当してもらいます。授業の内容はレイン先生に一任してありますが、私はその様子を確認する為最初の数日だけ授業に同伴します。ですので私の事は気にせず真面目に授業を受けるように。」
はいと生徒達から返事が返って来た後、ジョッシュは静かに教室の後ろに下がって行った。
「?」
「レイン先生。どうぞ。」
ジョッシュがレインにそう合図したその瞬間、
かああああぁぁぁぁんんんん……
校舎内に鐘の音が響いた。授業が始まる合図だ。
「なるほどこれが。じゃあ早速授業を始めます。」
レインは何時もの荷物袋から冊子の束を取り出した。
「参考書とかは用意する時間が無かったので、俺の授業では基本的に自作の冊子を使って進めていくから。さ、一枚取ったら後ろの人に回して。」
レインは教卓に一番近い席に座る生徒達に冊子の束を手渡した。一枚の冊子を手に取った生徒は後ろの座席の生徒に渡し、それが順々に続いて行く。
冊子を貰った生徒の多くは冊子をぱらぱらと捲り中身を確認している。
「うん、全員に行き渡ったね。じゃあ早速一ページ目を開いて。」
生徒達は冊子の表紙一枚を捲る。一ページ目に記載されていた授業要項を生徒達が視認した事を確認してレインは話を続ける。
「早速質問です。昨日の集会を経て俺が皆に伸ばして欲しいと思った魔導工学の知識、分野は何だと思う?」
生徒達がさっと手を挙げた。それも一人残らず。
「おおっ!!じゃあ……十番のアミィさん。」
レインが嬉しそうに席名簿を見ながら指名した少女が立ち上がった。
「はい。基礎分野だと思います。昨日レイン先生が熱弁していたのでそれかと。」
「正解!!良い観察眼だ。」
レインが素直に褒めると、少女は得意気に肩に掛かった髪を払った。
ふわぁ……
隣の座席の男子が漂って来た芳香に脳をやられて顔を真っ赤にする。
「君達とのやり取りで基礎分野の造詣がまだまだ足りていないなと感じました。使う事は出来るけどただの記号にしか見えていないんじゃないかってね。だから俺の授業では基礎分野の見直しを大前提として進めて行こうと思って居る。ただし、この授業は魔導工学発展。基礎分野の履修授業では無い事は分かっているので、授業の前半では魔法の基礎のおさらい。後半では取り扱った基礎をどのように発展させる事でどんな魔法の表現が可能になるのかを具体例も込みで教えて行くから。」
分かったかい?とレインの問いかけに生徒達は返事をした。
「具体的な進め方については開いて貰った一ページ目に書いてある。一カ月と短い期間なので日ごとのペースを記載しているのでなるべく目を通しておいてね。」
レインはそう指示しながら徐に教卓傍にあったチョークを摘まむ。
「もう授業時間に入ってしまっているみたいなので早速始めて行きます。隣の二ページ目に注目。」
そうしてレインは手に持ったチョークで黒板に大きく円を描いた。器具を使わずに素手で描いた円としてはかなり形が整っている。一見するだけで慣れを感じる。
「先ずは魔方陣の造りについて。始めに書いたこの円は魔方陣では外殻部分に当たる。魔方陣には様々な要素を書き込み多種多様な魔法を発現させることが出来るが、それらの要素はこの外殻の内側にあるもののみが魔法の構成要素として機能する。まあ実際には六割くらいが内側に入っていれば良いから、見栄えを気にしなければ少しくらい外殻を飛び出していても問題は無いんだけどな。」
そうしてレインは次に円の内側にシンプルな、けれど印刷で映し出されたかの様な整った形の記号を四つ書き込んだ。それぞれの記号は円の中心に対して対象の組を作り、まるで十字の形に配置されていた。
「外殻の内側に描かれた記号は魔法の細かな仕様や状態の変化を現す特殊言語、通称魔法言語と呼ばれるものだ。心映法で魔法を発現させる際、より精度を高める為に言葉にする呪文がまさにそれだ。」
レインは円の内側に描いた記号を円の外に並べる様に書き直していく。
「それぞれの記号にはもちろん固有の意味があり、またその傾向によって分類が作られているものもある。その中でも特に有名なのは属性、形状、大きさ、方向だ。まあこの辺りまでは意識しなくても魔方陣をある程度作っていれば自ずと身に付く知識だね。」
四つの記号は今しがたレインが話した分類に属している記号なのだろうか。説明途中に四つの記号に分かりやすく下線を引いたレインの仕草はそう語っていた。
「ではここで突然だけど皆さんに問題。」
レインはそう言って円の一部をぴっと指で擦った。その部分の白いチョークは掠れて消え、円は途中で断絶された形に変わった。
「この魔方陣はここに切れ目が入った。魔方陣は円に切れ目がある場合そこから魔成素が流れやすくなる。この魔方陣も切れ目から魔成素を流し込む設計になっていると言う事だ。では、この魔方陣を起動せずに、制作者の意図を読み取ってくれ。」
この問題に生徒達は首を傾げた。レインの基礎的な解説を丁寧にメモしていた真面目な層ですらその指を止める。
「思いついた人は一つ、答えてくれな。」
「……はい、レイン先生。」
クラスの全員が悩む事二分、生徒の中から一人が手を挙げた。
「お、君は昨日のミント君だね。はいどうぞ。」
「要素を見るにその魔方陣は風魔法を……直径三十センチの球状に変化させ、……発現後前方に向かって進行するものだと思われます。」
ミントの答えはレイン的にはクリティカルの様で、満足気で頷きながら四つの要素に注釈を加えて行く。
「やるね!!そうこの魔法は風属性、球状、一定の大きさ、直進の要素が使われていた。見ただけで判別できるとはよく勉強している証拠だ。」
ようやく出た正解、クラスの雰囲気が明るくなる。おぉ、と辺りから感嘆の声が聞こえる度にミントの眼鏡がきらりと光る。
「うんうん、それで他には?」
……しぃん
一気に空気が冷めきった。
「え、ほ、他ですか?」
数秒前まで自信に満ちていたミントの眼鏡がずり落ちた。まさか今以上の答えを求められるとは想像だにしていなかった。
「うぅん、分かる人はいない?ちょっと難しかったかな。」
生徒達はうんうんと頷く。小説の一文から作者の意図を読み取れと言う問いならまだしも、魔方陣が表す事など魔法以外にあるもんかと生徒の多くは口には出さねどそう思っていた。
「今の問題では魔法陣の見方をどれだけ変えられるかを試していたんだ。」
レインは持っていた冊子を教卓に置いた。
「皆は今、魔方陣に描かれた魔法がどんな効果を起こすのかを考えていたと思う。魔方陣が既に完成された形だから魔法が完成しているものだと思い込んでね。」
生徒達の考えを言い当てたつもりのレイン。実際その通りで言い当てられた気分になる生徒も少なくなかったが、そうは思わない生徒もまた一定数いるのだった。
「でもその魔方陣はかなりシンプルな形ですよ。どう扱ってもミント君が答えた魔法しか発現しないのではないですか?」
こう発言したのは生徒の一人、チェキ君だ。彼はミントの解答を聞き、実際に魔方陣の要素を魔法語辞典で検索した。その結果魔方陣は確かにミントの解答通りの魔法を発生させそうだったし、この結論に欠陥が出来る程魔方陣は複雑なものでは無いとも理解出来ていた。だからレインの物言いに反論の意を唱えたのだった。
「それは魔法を使用する者の考えだよ。俺達は魔法を創りだす技術者なんだからそれなりの視点を持たなければいけない。もう一度魔方陣をよく見て。」
しかしそんな子供の浅知恵による結論などレインは一言で一蹴し、生徒達にもう一考するように促した。
レインの言葉に従って生徒達は今一度魔方陣をまじまじと見つめる。
魔方陣は綺麗な円形をしている。外殻である円の右上にはチョークの掠れた切込みがある。円の内側には十字に配置された魔法文字の要素がある。上が形状、左が属性、下が大きさ、右が方向を示している。
もう一度よく見ても分からないものは分からない。どう見たって完成された魔方陣にしか見えず再び首を傾げる生徒達を見かねてレインは助言を与えた。
「少し誘導してあげる。魔方陣の見た目で一番特徴のある部分はどこ?」
先の質問よりも幾分か簡単な問いに変わった。一番特徴のある、言い換えれば黒板に描かれた魔方陣の中で最も強く違和感を放つ箇所は何処だと言う事だ。
「円の切れ目ですね。」
生徒の一人が率先して答えた。皆意見が一致しているのかそれ以外の答えを持つ者は現れなかった。
「正解。切れ込みはさっきも言ったように魔成素の入り口になっているが必ずしも必要と言う訳ではない。このシンプルな形では無駄では無いけれど無駄になってしまいそうな部分だ。じゃあそれを踏まえてこの魔方陣の要素の中で制作者がこの魔法において一番重要だと思っている要素はどれ?」
正解に繋がる解説を挟みつつ、レインは続け様に二つ目の小問を生徒達に与えた。
「やっぱり風属性じゃないですか?魔法の方向性を決める大きな要素ですし。」
すると生徒の一人が即座にそう答えた。人によって扱える属性が違うからこそ最優先に考えるものだと考えているようだ。
「待って、多分属性じゃないよ。球状にする要素だと思う。」
それに対して魔法の詳細を最初に言い当てたミントが反論する。属性よりも形状の方が重要な要素だと言う彼の発言に他の生徒達の反応は様々だったが、多くの者は何故その考えに至ったのか疑問を抱えていた。
「何でそう思ったんだい?ミント君。」
「先生の昨日の言葉を受けて、改めて初等の教科書を読み返してみたんです。そうしたらさも重要な事項では無いかの様に隅の方にこんな記述がありました。『魔成素は魔方陣を左回りで進んで行く。その為極々短い時間だけど要素ごとに遅延が発生している。』って。だからこの魔方陣が起動した時に切れ目から一番早く魔成素を受け取るのは球状の要素だと思うのでそれかなって。」
そう言って彼が取り出した教科書は極々一般的な魔導工学に関する教科書。周りの生徒達の中に本自体に覚えのある子は何人もいるようだったが、魔成素の流れに関する記述に思い当たる節のある子は一人も居ない様子だ。
「……なるほどね。」
レインはミントから教科書を借りて該当の文章をチェックした。そうして彼の話と齟齬が無い事を確認したレインはにかっと笑みを浮かべた。
「大正解だ!!この魔方陣の制作者は属性じゃなくて形状を重要視してこの魔方陣を作ったんだ。よく気が付いたね。教科書を見直したのも褒めたいけど、この課題と小さなコラムの情報を結び付けられるのは簡単な事じゃないよ。偉い!!」
レインは拍手をしてミントの健闘を称えた。周りの生徒達もレインに倣って拍手を始めた為、ミントは誇らしげに胸を張りつつも恥ずかしさがあるのか多少顔を赤らめた。
「じゃあ次はもう少し踏み込んでみよう。さっきそこの彼が言ったように普通は属性をメインに考える筈だ。じゃあ何故制作者は形状の要素を先に並べていたんだろうか?今度は近くの人と相談しても構わないよ。」
すると生徒達は隣前後の級友と相談し始めた。最初の問いの解き始めに比べて教室内が活気付いた。ミントの大正解が彼等のモチベーションと対抗心を燃やしたのだろう。
そして彼等の小さな議論が白熱し始めた時、一人がぼそっと独り言を呟いた。
「……もしかして、逆にその遅延がそもそも必要だったとか?」
「!!君、今なんて言った?」
その閃きをレインは聞き逃さなかった。
急にテンションを上げたレインに注目が集まり、やがてその対象はレインに指摘された一人の生徒に向かって行った。
「えっと……要素の遅延が逆に必要だったから?」
「そうその通り!!この魔方陣には魔方陣の遅延が必要だったんだ。」
レインは置いておいたチョークを再び手に持った。
「欲しい答えが貰えたのでここからは解説の続きだ。」
レインはチョークで魔方陣に補足を書き足していく。円と要素は矢印によって関わり合いが可視化される。
「魔成素はこの矢印に沿って円を左回りに流れていく。各要素は魔成素を得たタイミングでその効力を発揮しようとする。今回の魔方陣では先ず形が決まり、球状に決定された器の中に風魔法が形成され、指定の大きさまで膨張し、真っ直ぐ射出される。この一連の流れは我々人間の目では確認する事は出来ないが微小な時間の中で連続して起こっている。どの魔方陣でもこの遅延は発生するが魔成素の流す方向で要素の順番が変化する為、円の繋がりが立ち切れていないものでは考慮するだけ無駄だ。」
生徒達はレインの説明を真っ白な紙に書き出していく。一単語も聞き逃さないよう耳を凝らして。
「だから、切れ目がある魔法陣は魔成素の流れが確定している以上、その遅延を考慮したものかよっぽどの面倒くさがりによる作成物かのどちらかだ。もし遅延を考慮したものだった場合、目的は基本的に二パターン。後々の拡張を考えているものか、何かの要素が先に発動すると困る場合のね。」
レインはピースサインを作る。そして中指を折り、人差し指で一とアピールをした。
「一つ目の拡張とは魔方陣の重ね合わせに関わる事だ。皆も当然知っているとおもうけど、魔方陣は複数個を重ね合わせる事でより複雑な処理を行うことが出来る。例えばただの属性を噴射するだけの魔法に発動条件や対象の決定等の拡張を行う事が出来る。この技術は上級のテクニックではあるが精巧な魔道具を作成するには欠かせない重要な技術だ。」
上級の技術だが当然心得ているだろうとのレインの評価は当たっていた。曲がりなりにも彼等は既に上級の技術を扱う事が出来る優等生達。レインの慣れないが故の簡易化を知らない説明でもしっかりと頭に入っているようだ。
「ただ、どの魔法も作成された時点で全ての条件が決定している訳では無い。魔方陣を描く物の材質や魔方陣を置く場所の状況等の様々な外的要因に合わせて魔方陣を作成しなければならない為、重ね合わせの魔方陣の基本部分のみだけを作成しておく事が多々ある。その場合属性要素を先に配置してしまうと後々作られる拡張部分の動作が不安定になりやすい。魔成素を多量に使用するからね。だから要素の中でも比較的軽いものを入り口付近に配置して後に属性を照合させるんだ。」
一つ目の話題が一区切り着いたのか、レインは中指も開き生徒達へ二つ目とアピールを見せた。
「二つ目に関してだが、こっちはそう難しい話じゃない。もしも炎魔法や雷魔法の様に殺傷能力が高い属性魔法を発現させようとした場合、属性が先に出てしまうと他の要素の縛りを受けていない炎魔法と雷魔法が一瞬ではあるが外に放たれることになる。これは状況によってぎりぎり考慮しても良い位の危険さだから、魔方陣を使用する人の練度によって順番を入れ替える人もいるって話だ。」
レインの解答解説が終わり、生徒達は書き漏らしが出ないようにせっせと筆を動かす。彼等の仕事が終わるまで黙って見守っているつもりのレインだったが、ふと一人の生徒が挙手している事に気が付き指名する。
「この魔方陣の場合はどちらの理由で作られているんですか?」
指名された生徒はレインの解説を受けて更に気が付いた疑問点を問うた。周りの生徒達も気になったのかレインに再び視線が集う。
生徒のこの質問を受けてレインは黒板の魔方陣をじっと見つめた。
「答えやすいようにどちらにも見える魔方陣を用意したんだけど……まあどちらかと言ったら前者かな。風属性は殺傷能力が突出して高い属性魔法じゃないから、この魔方陣は拡張性があるって言われた方が納得しやすい。」
レインは少しバツが悪そうに答えた。答えやすく問題を作ったばかりにしっかりと設定が練り切れていなかった事への負い目か。
ただ、問題の作りの甘さを感じているのはレインのみのようで、生徒達はレインの追加の答えも含めて得るべき知識だ、とそれぞれの冊子に記入していった。
しばらく時間は経ち、生徒達の多くが筆を置いた所で、レインは授業の締めの言葉を生徒達に送る。
「とまあこの様に、一見すると何の変哲もない魔法陣でも実は色々な目的を見据えた上で出来ているものだ。魔導工学を生業にする以上、目の前の魔方陣の裏事情を考察する癖を身に着けて欲しい。そこで宿題……と言うには後からチェックする事は無いから変かもしれないけれど、技術者の視点の第一歩として部屋に帰ってから自分が作った魔方陣を眺めてくれ。今日みたいに魔方陣の形や要素にどんな意味を込めて自分がこの魔方陣を作ったのか考えてみる事で何を課題にすればいいかが見えてくると思うので。」
レインが話し終えた所に始まりの合図と同じ音の鐘の音が響いて来た。
「これが終わりの合図かな?じゃあ今日はここまで。この後で魔導工学実習の授業もあるみたいなので、そっちでもよろしくね。……あ、後昨日聞けなかった魔方陣に関する質問は実習の後で受け付けるから。」
そうして初めての授業を無事に終えたレインは何時の間にかとなりに立っていたジョッシュと共に教室を出て行ったのだった。
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