人を殺すな
ア「ぱぱ~、あのおねえちゃんひまなの~?」
『アサ、しっかりとおばちゃんと呼ばないと……』
“天誅!”
{親方?親方……返事がない、ただのバカのようだ。シネ!}
『ニーズ……めちゃくちゃ言うなよ。』
{アマテラス様がテロップ持ってふわふわと……}
『あの女神本当に自由だな……』
リ「でも偉いんでしょ?」
『高天ヶ原の主神だからね……』
グ「オデはあのくらいの方が好きだけどな。」
『あんたは克っしゃんとこ帰らんでいいのか?』
“スサノオにはタヂカラオにドラゴンステーキ奢ってもらうと言って来ておる。心配無用じゃ。あとおサル125でも渡そうかつってたぞ。”
『アマテラス様、紅茶とケーキで宜しいでしょうか?』
“うむ、オレンジペコをミディアムレアでの。”
『正体不明な注文すんな。』
“ではサーロインを所望じゃ。”
『紅茶や言うとるやろが!ってかあんた、ではの。とか言って帰ったんじゃ?』
“うむ……その事なのじゃが……最近時空超越神力を開発しての。調子に乗ってひょいひょい転移してたら神力切れたんじゃ。”
全員……ケツアルコアトルやテスカトリポカまで残念な子を見る目でみている……
“ポチは最近付いてこんしのう。”
『ポチ?いつペット飼ったんです?』
“おでんに噛み付いたワンころじゃよ?”
『フェンリルになんつー名前を……』
”一~二発躾たらおとなしゅうなったがの。”
『いや躾って……』
“獣はどっちが上か教えればなつく物じゃ。”
『おいらは怖がってるだけに金貨賭けるぞ。』
“白灰色で雪に紛れたら見にくいんじゃ。”
『そもそも飼うものじゃ無いでしょうが。』
オ“のうマスヤマ、あいつ本当に閉じ籠ったんかの?”
『ええ弟がヤンチャして。』
フ“あんなパワフリャーな女神様がねぇ……”
オ“本人見たらますます信じられんのう。”
『いやウズメがストリップして騒いでるの何事かと覗きに来た引きこもりのアマテラス様の部屋の扉破壊してね……そんときからかなぁ、アマテラス様同性愛疑惑って……』
ア“そち等が流してたんかえ?”
『ウズメがかわいくて綺麗なのは認めますがね。』
ア“あやつ子ができてかなり変わったぞよ。”
『ああ!そう言えばユキハルとか……』
ア“中身は思兼じゃ。”
『普通に天孫族呼びまくってんのと違うか?』
ア“何か集まるんじゃ。妾の人徳かのう?”
『無い無い。』
テ“しかし何で極東のいち女神がそんな力持ってんだ?”
ア“それこそ知らんわ。土地も海入れなんだら狭いしのう。”
『61番目だから結構広いぞ?ドイツやイタリアより広いからな。』
ケ「姐さん、メキシコは?」
『14位で日本の約5倍だな。』
ケ「え?メキシコの1/5の国が西側最大の国に喧嘩売ったのか?」
『世界トップ4で戦争してねーの2位のカナダくらいだぞ?』
ケ「ほとんどがジャイアントキリングだったのか。こっちでンな事やったら国無くなるぜ……」
『まぁその辺は近代化してすぐロシアと戦争したりしてたしな。』
リ「司祭様……もしかしたらマスヤマの国ってヤバいんじゃ……」
オ「それにしては高天ヶ原の神々は牧歌的だと思いませんか?」
『さぁとっととドラゴン窟取り戻すぞ!』
ム「いやいや結構血の気多いぞあの嬢ちゃん。」
『んで?アマテラス様どこまで来るの?』
ア“どうせじゃからドラゴン窟平定までは見るぞい。”
テ“ドラゴンを甘く見るなよ?”
『何ぞ言うたか馬?』
テ“なんでワシ馬扱いじゃ?”
『素材扱いの方がいいか?』
テ“……馬で……”
ア“ならさっさと行こうぞ。リッチの娘のケーキと紅茶は美味いのう。”
ジャ「光栄です女神様。」
二「このジャンヌはこれでなかなかの戦士でしてな必ずや全員をドラゴン窟に送りましょうぞ。」
ア“む?そなたゾンビの類かと思うておったが聖波動が見えるのう……ゴーストかや?”
二「わしは元リッチで今はリッチ洞の魔素管理しながらここに居ります。」
ア“ほぼ神化しとるのう。おでん、あやつ神に推薦できんかの?”
オ「尼寺よ、やっとらんと思うか?もう数年でこのニコライとジャンヌはわしらの仲間入りじゃ。」
テ“待て!ワシはどうなる?”
ア“戯け!神が生贄取って何とする気じゃ?あと数千年修行するがよい!”
二「わしも聖邪反転呪で操られてた故に修行させていただきたいんじゃが……」
ア“ふむ、却下する。お主は反転呪で人は殺めておらん。そこなアーニャを傷付けはしたがタヂカラオの救命措置が間に合っておる。つまり今ですら神化条件は満たして居るんじゃ。早う妾らの力になってたもれ。ジャンヌもじゃぞ?さすれば妾らは旅行し放題じゃ。”
『個人的な趣味がかなり混ざってるな?』
ア“この世界の1号神じゃぞ?かなりの力が使えるようになろう。妾やおでんより上になるかもしれんのう。誠に楽しみじゃ。”
オ“するとジャンヌが2号神か。ふむ、なかなかいいのう。共和国や帝国では神は生まれなんだからのう。”
ア“おでんとデミグラスの加護が強すぎたんじゃ!もそっと力を抜けと申したろうが!”
ム「何かすげぇ話してるなぁオイ。」
マ「神の理に一石を投じてこその錬金術じゃ!」
オス「やめなさいこの狂錬金術師!」
『オスカー司祭止めてくれ!父ちゃん喜んでる!』
アサ「かとしゃんはなにちてんの?」
カ「おおっ?アサ殿、拙者がわかったでござるか?」
アサ「じぇーんしゃんはやねのうえにいる。」
カ「マスヤマ殿!アサ殿が拙者を見つけ申した。」
オ“神眼に目覚めたか。マスヤマ、これでドラゴン窟攻略が楽になったぞ?”
『え?アサとハナは留守番だよ?』
オ“なんでじゃ?”
『簡単に言うと守りきれないから。あいつらブレス吐くんだぞ?』
{我も吐けるよ?}
『ニーズはアサやハナ狙って吐かないだろ?でもドラゴン窟のトカゲ共はわからない。テスカトリポカみたいな奴が居たら危険だ。』
テ“おい東洋の、ドラゴン窟に着いたぜ。”
{やっぱりきっちり30分遅れるのはなんでじゃ?}
今日は1日勘違いしてたから19時から慌てて書いたんだが……




