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おいらが聖女~俺が宇宙の戦闘機?外伝~  作者: ケモブキ
第1章
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 “エインヘリヤルよ、お主良くそんなの知っとるのう。”

“ニコライ、これは別世界の神話なのです。”

“あとこやつ神の欠片持っとるからの?”

“何者ですかなこのエインヘリヤル……”

『知らざあ言って聞かせやしょう。

浜の真砂と五右衛門が歌に残せし盗人の

種は尽きねえ須磨の浜、その白浪の夜暴走(よるはしり)

以前を言やあ淀川で、学生勤めの暴れん坊

族やチンピラ蹴散らして暴力(ちから)をあてに小皿の一文字

百が二百とカツアゲのくすね銭せえ段々に

悪事はのぼる上の宮

高校内で先輩と、揉め事喧嘩も度重なり

喧嘩番長と札付きに、とうとう学校追い出され

それから神戸の絵描き塾

ここやかしこのスタジオで、ちょいと見掛けたそのキャラの

似ぬパロディーで多少の人気

名せえゆかりの田力男 増山修一たぁおいらがことだぁ!』


…………………………


「終わったか爺の娘?」

「とうとう狂ったんですかマスヤマ?ジャンヌさんが驚くんで程々にしてくださいね?」


まだ声をかけたグロリアとリンジーは有情であった、他のメンバーは必死でケーキをがっついていたのだから……


[ごめんなさい所々聞き取れなかったんでもう一度……]

『ごめんなさいジャンヌさん、二回は言えません。と言うか覚えてません。』

[まぁまぁ~、それよりケーキ無くなりますよ~?]


最後の一切れを狙う肉食獣(プレデター)が4匹……

名をニーズヘッグ、アサ、ハナ、アーニャと言う。


「ニーズちゃん、食べ過ぎは体に毒よ。」

{アーニャ姉ちゃんもお腹ぽっこりしてきたねぇ、アサとハナは食べ過ぎたらぽんぽん痛くなるぞ~。}

「あさはいたくなったらままになおしてもらうもん。」

「はなも~!」

『ふんっ!』


残っていた一切れをフォークで突き刺した増山は一口で飲み込む。


『あれ?ジャンヌさんこれ……甘味に蜂蜜使ってる?』

[良く判りましたねぇマスヤマさん、洞窟の裏の森にキラーホーネットの巣が在るんで簡単に手に入るんですよ。]

“わしが行ったら集られたけどのう。”

『そりゃニコライは黒いままで行ったんだろう?地球じゃ蜂は黒い物体に集るんだよ。』


3人はまだ放心していた……


「父ちゃん食って無いんだから分けてやんな。」

{え?親方食べてなかったの?}

「ぱぱかわいそう。」

「ぱぱたべてないからちいさい?」


肝っ玉母さん(グロリア)はニコニコと子供達の話を聞いていた。


「わしはジャンヌさんとニコライ殿の性根の差じゃと思うけどのう。」

「マグナス!波風立てるんじゃありません!」

「ニコライ様、私も集られた事有りませんよ?」

[フランシスコもだとやっぱり黒に反応したんですかねぇ。]

“わしのファッションセンスに蜂も反応したのかのう。”

「蜂もうざかったんじゃねぇかな?」

“わしほど剽軽なリッチも珍しいのに。”

『これだけ元気になれば大丈夫だろう、ドラゴン洞行こうか!』

「山3つ程越えるけどのう。」

「途中でマグナスが死んだらどうする?」

“なんならゾンビかスケルトンとして使役しようかのう。”

「なんじゃ、ホムンクルスの傀儡は要らんのかニコライ殿。」

“マグナス殿?何その心踊る物はなんじゃ?”

「複製死人人形クランケン。例によって魂が入らなかった成人男性型ホムンクルスじゃが……」

『失敗作やないか!』

「これをニコライ殿がコントロールすればわしらと一緒に旅できると思ったんじゃが……」

「なかなかやべー物作ってたな……」

「使うなら心臓動かすぞい?」

“マグナス殿!後生じゃ!使わせてくれ!”

「そんじゃ馬車に行くぞい。」


空間拡張された馬車の中、マグナスの部屋は更に拡張されて研究室になっていた。


「こんなおぞましい場所が馬車の中に有ったとは……」

「はいオスカーうるさい。ゴールディー、魔導エンジン始動、電気こっちに回してくれ。」

『魔導エンジンアイドリングからミドルレンジへ、電気スパーク準備完了。』

「スパーク!」

『スパーク!』


どくん!鼓動が一度だけ打つ。

『我が前に居りしこの者に再びの鼓動を与えん!蘇生(リザレクション)!今だニコライ憑依しろ!』

“憑依!………………おお!動けるぞ!”

『そうか……成功したか……ならまずパンツを穿け!』

“お……おお、すまんの。しばらく全裸だったもんでのう。”

{親方、あの真ん中にぶら下がってるの何?}

『そういう質問はせんでよろしい!』

「「「きゃー!」」」

『リンジー、アーニャ、ジェーン……何で見てんの?』

「まさかホムンクルスにあんなもんが付いてるとは……」

『そりゃ普通付いてるだろう。』

「マスヤマさん驚いても居ませんね?」

『おいらもホムンクルスだし元々男だし……』

「あれ実用性有るの?」

『ジェーンはカトちゃんの弄っとれ!』

「あさもついてる。」

「はなはない……」

『あ~、その辺は追々教えてやるから。』

「アサもハナもそれは他人に見せる物じゃ無いんだぞ?しっかり隠しておきなさい。」

「ままもたまにみえてる~。」

「マジかエインヘリヤル?」

『お前風でスカート捲れたらどれだけみんなにサービスしてるか知らなかったのか?』

「ムサっさん、今まで見えたか?」

「そんなの気にしたことねーぞ?さっきまでおめぇがパンツ穿いてねーの知らなかったし。」

「あさはしってた~!」

「はなもしってた~!」

『まぁこの2人はちっこいからなぁ……視線が低いのは仕方ない。』

「ぱぱもちいさい。」

『放っとけ!』


あと5分!

{ちょっと短いか?}

なかなか思い通りに書けなくてな……

{筆折れ!}

嫌じゃ!

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