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おいらが聖女~俺が宇宙の戦闘機?外伝~  作者: ケモブキ
第1章
30/53

グロリア加入

 『う~ん猪悟能がいいかなぁ……』

「ゴールディーちゃん、何を考えてるんです?」

『公爵!あのオークさ……天蓬、元帥、猪悟能、八戒のどれがいいと思います?』

「あいつの元々の名前は何ですか?」

『ああ、そう言えば……』


「ん?ディスライクだ」

『嫌われ者って名前が有るか!栄光とか繁栄とかのイメージの名前の筈だ。ミドリにしようかと思ったが知り合いの女と被るんでな。』

「お前好き勝手呼んでたじゃないか。」

『仲間なら話は別だ。何ならフレイトンと……』

“天罰落としますよ?”

「オーガにゃランページって呼ばれてたが?」

鬼人(オーガ)に暴れん坊とか呼ばすんじゃない!

グロリアスとかビュートって呼んでやろうか?』

「あ、グロリアスいいな。」

『んじゃお前今からオーク・ザ・グロリアスな?』

「オデはメスだぞ?」

『は?……悪い、男だと思ってた。もっかい考えるわ……』

「嬢ちゃん、メスならグロリアでいいんじゃねーか?」

『それおっちゃんの奥さんの名前だったんじゃ?』

「違うわ!隣の星の王妃の名前だ!」

『んじゃ問題無いな。よろしくな?グロリア。』


『って訳で彼女を以降グロリアと呼ぶ様に!』

「んじゃ何で女性を人身御供に取ってたんですか?」

「ひとみごくーってのが解らねぇが冒険者は危ねぇから説得して離脱させてた。オデが食った事にしたらその女探す奴も居ないからな。」

『畏れ入谷の鬼子母ブタ……』

「この子何言ってんだ?」

「気にせんでいい。グロリアよ。これからよろしくのう。」

「んでもオデこの体だから町に入れないぜ?」

「心配するでない、こんなこともあろうかとジェーンのまほろばの鏡を複製してある。ホレグロリア、使うてみい?」


鏡から虹が出てグロリアは肉感的な褐色の筋肉質な大女になった。


『♪そいつの前では女の子 ツンとおすまし……』

「おい!ゴールディー!どうした?」

「ああ、発作じゃ。気にせんでいい。それよりグロリアよ……何ぞ着てくれんか?腰簑だけで胸放り出してたら男連中皆前屈みになるわい。」

「じー……」

「おい聖女様?」

「……負けない……」

「なぁ、聖女様オデに敵意持ってないか?」

『お前の胸にだな。何せエルフってのは美しいだけで肉体的魅力が薄……』

「マスヤマぁ~?」

「何の騒ぎですか皆さん。今日は5つ向こうの町に出発……んがっ?」

「司祭様どうしたの……あらオークさん。」

「え?この人あのオークなのかアーニャ?」

「って聖骨杖が言ってる、間違いない!」

「へぇ……あんたの杖凄ぇな。」

「エインヘリヤル様が倒したリッチが持ってたんだって。」

「ん?……じゃあリッチ洞窟の秘宝か……」

『あいつエルダーリッチだったのか?』

「ああ、3年程前に祈るパーティー皆殺しにして群送り食らった野郎だ。」

『道理で怨霊浄化(ホーリーブレス)効きにくいと思った。』

「どうやったんだ?」

ヌンチャク(これ)に怨霊浄化エンチャントして目に突っ込んでパキッと。』

「はぁ……お前本当にエインヘリヤルなんだな。」

{我なんぞどつき回されてテイムされたが?}

「そうか……お前も苦労したんだな……」

『そいつニーズヘッグだけどな。』

「ねぇエインヘリヤル、あたしのまほろばの鏡知らない?」

『親父!』

「複製するのに借りたぞ?魔力が無くなってたんでチャージしといたわい。ほれこれじゃ。」

「マグナス……お前窃盗だぞこれ。」

「ムサシの言う通りです。その癖を直せと昔から言ってるでしょう!」

「待ってくれ、爺さんはオデが町に入れないからやったと思うんだ。許してやってくれないか?」

「グロリアよ……お主優しすぎるんじゃのう。」

「てやんでぇ。」

『で、誰かグロリアに服貸してやってくれない?さすがに乳も見飽きてきた。』


リンジーとアーニャが急いで持ってきた……がサイズが合わない。ジェーンのは胸は入るのだが丈が短い……


「あの、グロリアさん、俺の革鎧で良ければ……」

『シンさんの鎧が最後の希望か……』

「え?これピッタリなんだけど?」

『とは言うもののいつまでもシンさんの鎧借りる訳にも行かないし……次の町で買おう。問題は貯金箱が来るかどうかだけどな。』


「やいやいやい!金目の物と女を置いて行けば命は助けてやる。」

『貯金箱キター!』

「女か……オデでいいのか?」

「……チェンジで。」

{では我か?}

「いやお前らガキと大女しか居ねぇのかよ?」

『グロリアとニーズが遊んで居ると何故判らん?』

「おめぇももう少し育ってから……」


メコリ!ヌンチャクが野盗にめり込む。


「稲妻裂刃!」

凍土氷雪陣(ツンドラブリザード)!」

「爆裂拳!」

「何者だあのおっさん達は?」

『ドラゴンスレイヤー3人衆、グロリアに言って無かったか?』

「初耳だ!」

『さて……金かこの女に合う武器と防具を出せば命までは取らない。どうする?』

「舐めんじゃね……」


スパン!カトーの抜刀術。


「聞きたいのはその言葉ではござらん!」

『いいよカトちゃん。心眼……』


ピー…… ぼむ!


『失敗したか、よし次!』

「アジトはこの先でございやす!何なら案内しやすが……」

『やはりスペシゥム光線は必殺技……』

「馬鹿な事言って無いで案内してもらえ!」

『グロリア、小さなギャグは人生の憩いだぞ?』

「いいからさっさと案内させろ!」


で、山中の掘っ立て小屋に着く。


『中に8人か……』

「合言葉は?」

『お頭は馬鹿!』

「何だと!」

凍土氷雪陣(ツンドラブリザード)!こりゃゴールディー!もっと考えて動かんかい!」

『まぁまぁ、何か武器と防具は……』

「こいつアダマンタイトの胸当て着けてますよ!あとアダマンタイトの剣もある!」

『よし、剥ぎ取ってからクリーン……グロリア、これ着けてみなよ。』

「いいのかよこんなのもらって?……っと、まだ人間が居るぜ?」

「あなた達、大丈夫ですか?」

「我々は商人です。助けてください。」


子供1人に恰幅のいいおっさん1人、若いのが5人居た。

子供は怯えて居る。


「お姉ちゃん達は君達を助けに来たんだぞ~?」

『グロリア、違う!まだ盗賊が混ざってるんだ!心眼!』


ステータスに殺人が付いているのは……5人のうち左端と真ん中!


『おっちゃん!1-3!』


ムサシの刀が二人を両断した。

{ポンポン仲間増やして……}

このシリーズ下位モンスターの女って居なかったなと……

{後一時間か}

間に合ったら言わんでくれ!

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