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一つの物語  作者: 世界の一つ
一つの物語〜不穏〜
20/112

一つの物語〜不穏編2〜

登場人物


・リュウイチ

特務執政官、リュウイチ・ナルミ部隊隊長で"自分のため"を信念に戦う成年。戦闘時は2本の剣と二丁の魔銃を使う戦闘スタイルだが、基本的に右手だけで剣を扱っている。冷静沈着で頭脳明快であり、戦場に行ってもその性格を活かし、的確な指示を出し的確な行動をとる。そのため部下や仲間達からあつい信頼を寄せられている。ミツキ達を始め、多くの女性に想いを寄せられているが、本人はそれを躱しており本人達にもその気は無い事を断言している。家族関係は兄が一人、弟と妹が一人ずついる。


・ユマリ

リュウイチ直属の一等粛正官で彼の部下兼護衛を務めている。物静かであまり多くを語らない、幼馴染のリュウイチを兄と呼んで彼を慕っているが、その想いは兄としてではなく、一人の男として彼に好意を抱いている。ミツキと同じく少々独占欲が強い。

兄のレイとジュンの事は名前で呼んでいる。彼女曰く、自分の兄はリュウイチだけとの事。

兄に似て魔法も使えるが、基本的に短刀を使い、まるでニンジャのような動きをする。


・ミツキ

幼馴染のリュウイチと同じ特務執政官でミツキ・アサギリ部隊隊長である。リュウイチに惚れており、彼の実の妹にすら嫉妬や警戒心を抱くほど彼を想っている。しっかりしてるがここぞと言う時に詰めが甘い時があり、私生活でもどこか抜けている。容姿端麗、頭脳明快、長く綺麗なポニーテイルが特徴。その容姿と優しさからヘヴンの隊員達には人気が高い、しかし当の本人はリュウイチにしか興味が無い。ちなみに妹であるサツキに劣らないくらいの怪力を有しているが、それを使う事はあまりない。


・サツキ

リュウイチの幼馴染でミツキとは3歳離れた姉妹。一等粛正官サツキ部隊の隊長。並外れた怪力の持ち主で、それが災いして被害を拡大させてしまう事がしばしばある。本人は一応気をつけて行動したいるもののなかなかそれが実らない。

姉のミツキ同様リュウイチに好意を寄せているが、時にミツキ達を応援するそぶりを見せたり、リュウイチに迫ってからかったりする事が多く、何を考えているのが分からない時がある。姉に似て顔はかなり綺麗に整っていて、サラッとした茶髪のセミロングが特徴


・カイ

リュウイチのガード兼親友であり、彼の護衛で彼の良き友でもある。リュウイチと同様剣の使い手で腕前は超一流であり、素早さに特化した戦闘スタイルである。極度の緊張症で女の事になると右往左往してしまい、言葉がたどたどしくなる。が、男女関係なく気さくな性格なので、女は勿論男にも人気がある。


・レイ

カイと同じくリュウイチのガード兼親友。いつも笑顔を崩さない明るい成年で妹にユマリ、弟にジュンがいる。魔法を得意としており、時空間魔法や上級魔法も短い詠唱で発動する事ができる所謂天才であり、本人はそれを誇示したりしない。たまにサツキと一緒になって悪ノリをしてリュウイチに叱られることがあるが、反省はしていない様子。


・ミソラ

特務執政官、キョウコ・ミソラ部隊隊長で短刀を二本使った素早い動きが基本的戦闘スタイル。乱戦になると味方の治癒も行う治癒術師でもあるため、尚且つ優しく人当たりも良く気さくな性格なので、部下や他の隊員にも人気が高い。噂ではミツキと同じくらいのファンクラブがいるとの事だが、本人はそれに少々困っている。


・キラ

リュウイチ部隊の一等粛清官であり、ユマリとサツキ達の同期。穏やかで優しい性格で、部下などにも分け隔てなく接する好青年。潜在能力が高く、単体で大物イレギュラーやギガントモンスターを粛清できるくらいの実力があるが、本人はそれを謙遜している。

モンスターよりイレギュラーの粛清を主に行っており、戦闘スタイルは魔銃を駆使して戦う。その射撃の腕前は極めて高く、狙撃も難なくこなす

朧月の渓谷付近上空


「うぅ……やっぱり……た、高いねぇ、もうちょっと低空飛行しない……?」


「怖いなら下を見なければ良いだろ。なんでわざわざ窓から地上を見下ろしてるんだよお前は……」


サツキは声を震わせながらシートベルトを握りしめて小さな窓から、恐る恐る地上を見下ろしている。

そう、こいつは昔から高い所が苦手なのだ。


「兄さん、サツキのシートベルト外したら?逆に克服できるかも……」


同じくそれを見ていたユマリが静かに提案を発言した


「ユマりん??!!何を言っちゃってるのかな?!りゅ、りゅうくん、そんな事したらりゅうくんを羽交い締めにしていっぱいちゅーしちゃうからね!!!」


……なんだその脅迫してるようで脅迫してない脅迫は、ユマリの提案に少々賛同しかけたが、間髪入れずサツキが脅迫じみた発言を僕に押し込んできた。


「面白そうだがやめておこう、そんな形で唇を奪われたくないからな」


「そう……じゃあ私が兄さんにキスする?」


……相変わらずぶっ飛んだ反応しやがるな、こいつは

僕はユマリの奇妙な発言を無視して、ホルダーから取り出したSPDに目をやる。


目標ポイントまでもう少しか……


『間も無く目標地点に到達します』


そう思ったとほぼ同時にパイロットから通信が入った。僕はシートベルトを外しハッチを開けて外を覗き見た……風が一気に入って来て少々目をしかめる。


「9時の方向にヘリごと降下できそうな場所がある、行けるか?」


『気流の影響で長くは保たないかもしれませんが、やってみます』


パイロットがそう答えると、目標ポイントから少し外れた場所にヘリが移動を始めた


「うーん……ポイントから少々離れますが、まあこちらの方が良さそうですね」


レイが僕の指定した場所を確認すると、サツキに目をやり少し笑った後、僕の案に賛同した。


「ご、ごめん……ありがと、りゅうくん」


みんなの視線を感じたのか、サツキは珍しく素直に謝った。

と言っても、みんなの視線は決して冷たいものではなく、慈愛と言うか仲間思いと言うか……そう言う感じの暖かな目線であった。


「別に、仔細ない位地に着陸できそうな場所があったから指摘しただけだ」


「はは、そうかい……」


……少しこじつけた言い方になったか?

カイが小さく笑いながらそう言うと、キラと顔を見合わせて微笑み合った


チッ……


「……私も高所恐怖症になろうかしら」


そう言ってユマリが上目遣いで僕を見つめる。

そんな目で見るな、石になる。


『ポイントに到着、降下を開始します』


パイロットから通信が入るとヘリがぐらりと揺らぎ出した。サツキが小さく悲鳴を上げると、シートベルトではなくと隣にいた僕の腕を強く握りしめてきたので、それに応える様に僕もサツキの手を握り返した。


「僕が先導する、お前たちはそれに続け。さあ、行くぞ!」


全員が頷くのを見て、魔銃をホルダーから取り出し僕はハッチから飛び降り、左右、前方を確認してみんなに降りるよう合図する。


全員が降りたと同時にヘリが上昇していくのを背後で感じながら、僕は前へと進んで行く。


……なんだ?


つっ!!


「リュウイチ……!?どうした?」


唐突に頭痛に見舞われとっさに頭に手を添える。それを見たのか、カイが心配そうに僕に近づいて来た。


「兄さん?大丈夫……?」


カイに続いてユマリまで僕に近づいて来た。


「……あ、ああ、大丈夫だ。二人とも陣形を崩すな……何かおかしい」


……この感覚はランドル近くの森林の時と同じ?だとしたらまたモンスター達に狙われる可能性があるって事になるな。


その時は今回も僕一人で行動するか。みぃ姉や隊員達の捜索が優先だ、最悪僕一人でも奴らの捜索はできる。


「……りゅうくん」


「なんだ……?」


「……ううん、なんでもない。行こ、みんなで一緒にみぃ姉達を迎えにっ」


そう言うとサツキはニコッと笑って再び周囲を警戒した。

僕は尚も続く不快感な様な頭痛の様な感覚を抑え混んで前進する。


「こちらリュウイチ、これより目標ポイントへ移動する」


『こち……本部……よく……え……せん……繰り返……』


「本部?雑音がひどい、聞こえるか?」


『……リュウ……応……!……』


耳障りな雑音がした後、声が一切聞こえなくなった。通信妨害?そんな設備や機器がこんな所にあるのか?


「マジかよ、本部と通信が取れないって事はヘリにも連絡できないって事か?アイツらを見つけたとしても、帰る事が出来ないなんてシャレにならないぜ……」


カイはそう言うと大きくため息をついた。確かに面倒な事だな


「信号弾は各自持ってるだろ?最悪パイロットにはそれで知らせるしかない。無くすなよ、サツキ」


「むぅ!なんで名指しなの!?」


ムッとした顔で振り返るサツキ、僕はそれを無視して森林へ向かって歩みを進める。


「ムシっ!!フーンだ!!」


僕に続いて皆んなも歩き出す、わずかだが皆んなの表情も柔らかくなった。

悪いなサツキ、でもお陰で少し士気が和んだ


……しかし、なんなんだこの感覚は……嫌な気配がそこら中からしてみぃ姉達の気配を探知できない。


「モンスターの気配……は感じられませんね、でも人の気配も感じない……SPDも通信障害で通話機能は使えませんが、なんとか事前に送られてたポイントは確認はできるみたいです」


「ナビ機能は使えない……自分達がどの辺りにいるのか、自分達で把握する必要がある……方向音痴だと死活問題になりそうですね」


キラがSPDを確認しながら僕の隣で自力でナビをしている。レイは僕達の後方を警戒しながらそう返答した。


「一見散開して捜索した方が効率が良さそうに思うが、先遣隊の事もあるし二の舞になるのがオチだな」


賢明な判断だな、僕もカイの意見に賛成だ。

僕らより人数が多かったにも関わらず戻れたのは2名……


……ちっ


余計な心配させやがって、帰ったらたこ焼きだな。


……いや、みぃ姉が作ったものじゃ生命の危険に晒されるか……

そう思った途端、みぃ姉の声が脳内でこだまし、懐かしく思えてきた。


「兄さん、頭痛は大丈夫なの?」


僕の左隣にいたユマリが僕の顔色を伺って来た。ユマリの不安は的中している、頭痛はさっきから治らず奥に行けば行くほど悪化してきていた。

でもここは……


「ああ、大丈夫だ。それより自分の身を案じておけ、僕の警戒網が乱されてる間はいつ何があってもおかしくはないからな」


「……」


僕がそう言うと、ユマリは何も言わずほんの僅かな間、僕の頬に手を当てた。


「……了解」


ユマリはそう囁くように言って再び周りの警戒にあたり始めた。

……なかなか騙せないもんだな、こういう時も鋭い奴だ。


「ちょっとぉ?あたしが離れてるからって、イチャつかないでよ??」


「……悔しい?」


「もぉ!わかってるくせにぃ!!」


「……ふふ」


「くぅぅぅ〜〜っ!!」


……こいつらは






……くそ、少し経てば慣れると思ったんだが、本当に悪化する一方だな。頭にゆっくり五寸釘をねじ込まれてるみたいな痛みが僕を襲い続けていた。


前回の時より酷い、あの時以上にモンスターがいるって事か?でもこれだけ進んでいるのにまだ一体も現れていない。

仮にモンスターの大群がいたとしたら、何かしらの痕跡が残るはずだ。それも確認できない、みぃ姉達の安否も気になるがこの異様な気配も気になる。


……優先順位を考えるべきかな


「リュウイチ隊長、このまま進むと目標ポイントです!」


「ああ、総員油断するなよ。ミツキ達が見つかったとしても警戒を怠るな」


「了解!」

「了解です!」


僕は武器を構えながら先行して早歩きで進む


少し進んだ先に倒れてる人の様な影が見えた。


「ミツキ!ミソラ!」


ようやく見つけた二人は倒れていた、僕は辺りを警戒しながら駆け寄って脈を確かめるため二人の首元に指を当てる。



…………



「……りゅうくん!?みぃ姉は?!」


サツキは不安を抑えきれないと言った表情で僕に問いかけてくる。


「……大丈夫だ、二人とも脈はある。気を失ってるだけみたいだ、外傷は……無いみたいだな」


「良かったぁ……!!」


「一安心ですね……!」


サツキとキラは僕の応答に安堵の表情を浮かべた。

こいつらは多分大丈夫だ、問題は他の6名の隊員とあいつの行方だな。


「……うぅ」


ミソラが僅かに呻き声を上げた、どうやら気がついたみたいだな。


「ミソラ……一体何があったんだ?」


「りゅ、リュウイチ君……普通第一声は"大丈夫か?"とか……そういう心配してるような言葉を言うものじゃないのかしら……?」


そう言いながらミソラは体を起こす、僕は自然と手を差し出してミソラが立ち上がるのを手伝った。


「悪いな、あいにく僕はそういうのを安売りしないタイプなんでね」


「まったく……まあ良いわ、手を差し伸べてくれた事でプラマイゼロにしてあげる」


そこまで舌が回るなら心配する必要は無いだろう


「……ミソラ、無事で良かった」


「ありがとう、カイ君。あなたはいつも紳士的ね、合格よ☆」


その言葉通りなら、僕は紳士的じゃないと言ってるようなものだな……まあいい、そんな事より


「で?一体何があったんだ?」


「はいはい……私とミツキ、あとヒヤマ君とササキ君でこの辺りを探索していたのだけど、突然何かに襲われたの……」


「何か?姿は見なかったのですか?」


レイがミソラに問いかける。


「ええ、ごめんなさい。一瞬の出来事で姿までは確認できなかったわ……ヒヤマ君達は?ここへ来るまで見なかった?」


「通信が乱れている上、ナビすら機能してなくてな。ここへは真っ直ぐ来たんだが、お前たち以外は見かけなかったよ」


ミソラは不安そうな表情で誰に訊くでもなく問いかけてきた。それにカイが申し訳なさそうに暗い表情で答えた。

僕は二人の会話を聞いている間、ミツキのもとに歩み寄った。


……薄っすらとだが額に汗をかいている、ミソラに比べて僅かに呼吸が荒い。念のため体力回復しておくか……僕はミツキをそっと抱き起こして治癒術を施した。






………っ!?




な、なんだ?今の感覚……!?




ほんの一瞬僕の中で悪寒が走った




さっきから感じている意識の渦のような感覚より更に強い意識……と言うか、憎悪と悲しみが混ざった様な……何とも言えない感覚が僕の中に一瞬駆け去った



一体何だったんだ……









…………









ミツキ……











やはり……









「そう、心配だわ……早く探しに行かないと……とっ!」


「あ、大丈夫ですか?」


……ふとミソラの方を向くと、フラついてキラに支えられたところだった。


「ごめんね、ありがとう。ちょっと目眩がしちゃって……まだちょっと動くには早かったみたい」


「……キョウコ、大丈夫?私が手を貸すわ」


そう言ってユマリは、ミソラとキラの方へ歩み寄った。


……


「ありがとう、ユマリちゃん。助かるわ」


僕は二人のやりとりを見た後、僕の腕の中で尚も目を覚まさないミツキに顔を向き直した。


「りゅうくん、みぃ姉は……?」


「まだ気を失ってるが呼吸も落ち着いて来た……でも動かすのはちょっとやめておいた方が良いだろうな、怪我はないみたいだが、内部に損傷が無いとも言い切れない」


「そう……なんだ……」


再びサツキの表情が暗くなる、でも気休めの言葉は不用意にかけられないしかけたくない。


……少々危険だが


「ミソラ、ユマリ、お前たちはここに残ってミツキを頼む。残りの者たちは僕と一緒にこの辺りを探索して行方不明者達と"裏切り者"の捜索を続けるぞ」


「女だけで大丈夫か?一人くらい男が残った方が……」


僕の発案にカイが不安の言葉をかける。

お前の言う事は最もだよ、だが……


「あら、私は構わないわよ?兄さんには負けるけど、あなた達よりは強いもの」


「おや、痛烈な指摘ですね……」


ユマリは当然と言わんばかりに言い放った。レイを含め苦笑いを浮かべている。


「い、いや……でも……」


「……なに?カイなら守りきれるのかしら?断言できる?確信があるの?確約できる?確証がある?確実だと言える?」


「う……あーいや……そこまで言われると自信が……すみません……」


さすがユマリ、容赦無いな。

ユマリの勢いにカイがたじろぎ、言葉を失ってきた。


「あはは!ユマりんの勝ちだね♪」


「ま、まあ、ユマリさんなら大丈夫ですよ……きっと」


「ふん……」


サツキ以外は苦笑いを浮かべ、カイはシュンと落ち込んでいる。

そんなやつらをユマリは鼻で笑い捨てた後、僕に顔を向けた。


「兄さん、気をつけてね」


「お前もな、みぃ姉達を頼む……行くぞ」


ユマリはコクリと頷いた、それを確認した僕はカイ達に声をかけて再び前進する。


「みんな、まだ敵がいるかもしれない、赤い髪の幽霊に気をつけてね」


歩き出した僕達にミソラが不安そうな面持ちでそう優しく声をかけた


「ああ、そうする。お前らも気をつけろよ」


僕は相槌を打つように返答してその場を後にした。




………




僕は3人と離れてすぐホルダーからある機器を手にとりそれを地面に落とした。

その後すぐさまSPDを取り出し、マップ画面を確認する。


……よし、いけるな。




あとはユマリだ




僕は歩みを止めず、渓谷の入り口がある北を目指して前に進んだ。



レイ

「一つの物語小話劇場!お相手はリュウイチ様のガードを務めているレイと申します、以後よしなに」


リュウイチ

「ほお、やっとまともな奴がまわってきたな」


レイ

「これは光栄です、ガードだけではなくこの場でもあなたをサポート致します」


リュウイチ

「そうかい、じゃあ僕は頭痛でそれどころじゃないから後を頼むぞ」


レイ

「了解しました!次回、一つの物語〜不穏編3〜次回はユマリとリュウイチ様の愛の力が大活躍しますよ!」


リュウイチ

「デタラメを言うな!!」

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