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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

瞬いた夜空

作者: 竹田 ゆき (Yuki Takeda)

文芸同好会へ寄稿した作品の一つ。

シェアワールドという、共通の世界観の中で描くものでした。



ただ、文字数制限がきつかったです……

10,000 文字以内だから、どうしてもプロットみたいになってしまいました。

プロローグ

 それは真夏の空に上る花火のような姿だった。

 俺の目の前で、また一つの命が潰えた。下衆な笑みを浮かべた男どもが、遊び半分で子供の頭を爆発させ、それを見て笑っている。

 彼らは人間ではない。比喩ではなく、種族として別物なのだ。

 長く尖った耳に、透明感のある髪。白く透き通るような肌に小さな背丈。本当に男性なのかと疑ってしまうほどに美しい彼らはその整った顔立ちを醜く歪せて。恐怖で震えあがる子供たちを囲み虐殺している。

 彼らはエルフ。俺ら人間とは根本から異なる存在だ。そんな彼らが、俺達の住む村を破壊し、略奪し、蹂躙している。

 きっかけはほんの些細なことだったと思う。

 元々俺ら人間が暮らしていた村と近くの森で生活していたエルフは、交易があり互いに友好関係にあった。もちろん俺らは別の村にある人間や移動しながら物々交換を行うキャラバンとの関わりもあったが、近くの森にすむエルフ達が一番の交易相手だった。彼らは人間が作ることのできない魔法を使った道具を編み出したり、人間には不可能な現象を生み出したりと、会うたびに面白いものを披露してくれた。

 当時交易商の秘書だった俺にとって、彼らとの交渉はいつも刺激的で、目新しいものの数々は楽しいものだった。

 しかしある日、彼らは突然無茶な要求をしてきた。彼らを率いるリーダーが変わったらしく、今後人間との交易を続けるならばもっと良い条件で行えと圧力をかけたそうだ。そして、その条件をのまなければ実力行使も辞さないと。

 俺らの村は決して豊かな方ではなく、自給自足や鉱石の加工品を生業としているものだった。だから、彼らに提示された莫大な資本や資源は到底用意できるものではなく、俺らはその「実力行使」を受け入れざるを得なかった。

 俺らはそれに対抗すべく友人と一緒に自警団を結成し、慣れない武器の練習をし、エルフと戦った。しかし、遠距離から襲ってくる彼らの魔法は、剣で対抗できるものではなく、次々に仲間が死んでいった。俺はなりふり構わず特攻し、彼らを二、三人殺した。しかし。

 俺は右足全てと左腕の半分を失ってしまった。これが無ければ、今殺された子供たちを助けに、この右腕で握っている剣で一人くらいは殺すことができたのに。

「けっ、辛気臭い顔しやがって」

 突然、頭の上から声が聞こえた。この村に残っている人間はもうほとんどが殺されて横たわっているか、俺のようにうずくまっているだけだ。つまり、今立っている者は人間じゃない。敵だ。

「……!」

 痛みをこらえ、残った右足を軸に体をねじり、持っていた剣を抱きしめるような形で振り上げる。力の入っていない攻撃だが、当たれば剣の重さと遠心力で殺すことができる。が、

 はじけ飛ぶような金属音とともに、その動きが押さえつけられる。

「っと、いきなり何しやがるんだ!」

 その怒声に驚き顔を上げると、一人の修道女がいた。彼女は乱雑な赤い髪をしており、口には煙草、サングラスというおよそ聖職とは思えない姿をしていた。そして、信じられないことに低い位置からの俺の攻撃を、小さなロザリオで受け止めていた。

「へっ、痛みで意識朦朧ってか? お前はそういうタマじゃねーだろ」

 姿同様に口も悪いそいつは、剣をロザリオで受け止めたまま俺を見下す。

「それとも、アタシのこと忘れたってのかよ」

 短くなった煙草を捨て、足で踏みにじる彼女。

「ほら、これで思い出したか?」

 サングラスを外し、俺に向かって顔を近づけるそいつ。その目は血のように紅く、どこかで見たような――

「って、お前キャットか?」

「ご名答! 君が惚れてたキャットこと、カトリーナちゃんだよー」

 くっくっくっ、と少女のように笑う、修道女ことキャット。

「しっかし、ここも私がいないうちにすっかり変わっちまったな」

「……エルフの襲来があったんだ。そのせいで、この村は」

「へえ、エルフが! あいつらいつも森の中に引きこもっているだけの小心者だと思ってたけど、なかなかやるもんだ」

「あいつらのせいで、俺らはこんな目に」

「あー、何を勘違いしてるのか知らんが、おめーらが侵略されたのは単に弱いからじゃねーか」

「何?」

「単純に、おめーらが無力だから、弱いから侵略されたんだ。分かるか? 今この村に起こっていること。「戦争に負ける」ってのは、そういうことだ」

 俺らがこうして語り合っている間にも、エルフ達は略奪と虐殺を繰り返している。半壊した家に土足で入り込み片隅で怯えていた家主を殺す者や、タンスやベッドの下から金品を摂り漁る者、すでに意識のない村人を麻袋に入れ、複数人で私刑を与えていたりと、秩序のない世界がそこにはあった。

「俺らは、こんな仕打ちを受けなきゃいけないってのか」

「そうだ」

「弱かったから、戦争に負けて! 罪のない子供が、守るべき女性が、共に戦った仲間が、無残に殺されないといけないのか!」

「そうだ」

 俺が振り上げた剣を無造作に蹴り捨て新たに煙草を咥える彼女。その蹴りで、俺はバランスを失い地面に倒れ込んでしまう。

「戦争に負けた後で、後悔しても遅い。諜報、研究、内政、軍事、経済…… 自国の持つすべてを総動員して敵を打ち負かすんだ。完膚なきまでにな。そこに慈悲や情なんてものはない。妥協や怠惰などもっての外だ。戦争に負けるということは、本当に恐ろしいことなんだから」

 悲しそうな声で彼女はそう言った。

「それでも、俺は! 大切な人達を守りたかった……」

「けっ、神父様の受け折りだから、あたしに文句言うんじゃねーよ。ま、だからといって指をくわえて見ているしかない、ってわけじゃないんだけどな」

 不格好なままキャットを見上げると、不敵な笑みを浮かべたまま見下ろす彼女の姿があった。

「あたしと来な。面白れえもん見せてやるよ」

 手を伸ばし、火のついていない煙草を咥えたまま彼女は言った。

「……この地獄が変わるなら、いいさ」

 その女性らしい柔らかな手を握った感触を最後に、意識が失われていった。




「くそ、夢か」

 全くもって憂鬱な気分で目を覚ました。

「ねー、おなかへったー」

「ご飯まだー?」

「うっせえガキども! 文句あるなら手伝え!」

 ちょっと、いや相当騒がしい空間。ここは、一体?

「ねー、この兄ちゃん起きたみたい―」

 むにむにと小さな手で頬を引っ張られる。

「あ? つべこべ言わずにお前も手伝え!」

 怒声とともに三々五々に走り回る子供達。

「本当に、ここ何処だよ」

「ここは僕らレジスタンスのアジトさ」

 聞いたことのない声の方向を見ると、そこには一人の子供がいた。身の丈に合わない大きな白衣を羽織り、ずり落ちそうな聴診器を首にかけた少年。見たところ八歳くらいか。

「ああ、紹介が遅れたね。僕はヨハン。君の主治医さ」

 少年は眼鏡をくいっ、と上げ、自信たっぷりに話す。

「僕は君を患者として責任を持つ立場にあるからね。何か質問はあるかい」

「……年はいくつだ」

 ばっ、と両方の手を俺に向けるそいつ。

「ああ、十歳ってこと」

「うん」

 自分の歳くらい口で言えばいいのに。なんで小さい子供って手で表現しようとしたがるんだ?

「そうか。おれよりはるかに年下のやつから世話されるのか」

「若いからって見くびらないでほしいね。これでもれっきとした医者だよ。君の傷を縫ったのも僕なんだから」

「傷を、縫った?」

「そうだ。君、手足だけじゃなくて色んなところに傷があってね。よく出血ショックで死ななかったね」

 よく見ると俺は上半身裸で、腰や左腕には包帯が巻かれていた。

「そうか、お前がやってくれたんだな」

「ああ。奇麗に巻いてあるだろ?」

 ふふん、とさらに得意げな顔をする小さな医者。

「ほら、頭を撫でてもいいんだぞ」

 少し頬を赤らめながら彼はそう言った。

「あー、はいはい。えらいえらい」

 棒読みでそう言いながら頭をなでると、「えへへ」とその子供は嬉しそうに微笑んだ。

 なんか可愛いな、こいつ。

「おい、ヒマならお前らも手伝え」

 両手に大盛りの料理を乗せたままキャットが来た。その時、

 短い悲鳴とともにキャットがこけた。そして、彼女の手にあった大皿はそのまま俺の方へと落ちていき……

「……っ!」

 動けない俺は左腕で顔を庇いながら右腕をその皿へと伸ばした。

 その刹那、痺れるような感覚が右腕を走り、爆発音とともに陶器が爆ぜる音と白煙が立ち込める。

「けほっ、けほっ」

「こほっ、一体、何が?」

 空にかざした右腕からは未だ雷電が纏わりついていた。

「何だ、これは」

 俺の呟きに答えるように、小さな医者が答えた。

「これは魔法だね。信じられないけど」

「魔法だって! 人間には使えないはずだろ!」

「そう。基本的にはね」

 人間はエルフのように魔法が使えない。これが俺達の村が崩壊した理由でもあった。狩弓よりも遠くから強力かつ多彩な攻撃を撃つことができる魔法に、俺達は太刀打ちできなかった。

「そういえば君の血液から面白いものが見つかってね」

 白衣の少年は赤い液体が入った試験管をポケットから取り出した。

「未知の細菌が君の中から見つかったんだ」

「あ? よく分からんがこいつは人間じゃないってことか?」

 黙ったままだったキャットが口を開いた。

「ううん。人間だよ。でも本当なら敗血症って病気のはずなんだ。血液に細菌が入り込んでいるからね。でも、四肢の一部に欠落があるだけで至って健康体だよ」

「つまりどういうことだ」

「彼は、魔法が使える人間になったってことだよ。彼はエルフと戦っていたって言っていたから、おそらくその時にエルフの血が混じり込んだんだね。」

「こんなものが使えたところで、一体何になるっていうんだ。俺の仲間を奪った力だぞ」

「あー、勘違いしてるかもしれんが、使えるものは使うべきだぜ。てめーにどんな因果があるか知らねーけど。それより、あたしらと一緒に来るんだったら、あたしらの最終的な目標を言わなきゃいけねーな」

 俺は、ベッドの上からキャットを見上げ、その次に来る言葉を待った。

「あたしらはある場所に行くのが目的なんだ」

「場所?」

「そうだ。ここよりもう少し遠いところ、エルフの住む森を越えたところに、あらゆる種族が混在している国があるらしい。争いがなく、大人だろうと子供だろうと受け入れてくれるそうだ。あのガキどもが安心して生きていくために、あたしらはそこを目指さないといけないんだ」

「本当にあるのか?そんなところ」

 昔から、彼女の「らしい」や「だろう」といった言葉はあまり信用できないってのは分かっている。

「大きな時計塔があるところで、結界が外界から守ってくれるって話だ」

「そんなところ、本当にあるのか」

「知らん」

「『知らん』って、そんな」

 そんなにはっきり言わなくても。

「正直、おとぎ話かもしれないってのは分かってる。でも、今はどうこう言っている場合じゃないだろ。こいつらのためにも」

 彼女は子供たちを横目に見て、少しばかり悲しそうな目をした。

「もしかしたら、その国が無かったとしても、もしかしたらガキどもを受け入れてくれるところがあるかもしれないだろ?」

「そうだな」

 ただ、俺達の村はもうそんな余裕はない。

「ところで、あの子供たちは何だ?」

「あいつらか? あいつらは孤児だよ。あちこちで親を亡くした子供たちをあたしが引き取って世話してるんだ。一応これでも修道女だからな」

「すごいな、キャットは」

「けっ、褒めても何も出ねーよアホ」

 顔を赤らめ、目をそらすキャット。

「ってことで、てめーにも手伝ってもらうからな。その体だから戦闘には役に立たないと思ってたが、案外そうでもないってわかったしな」

「ああ。あのエルフどもをぶっ殺せるのならいくらでも手を貸してやる」

 俺の感情に答えるように、右手がうずきだした。

「期待してる」

 彼女は立ち上がると、子供たちの方に歩いて行った。




「よし、そろそろ出発するぞ」

 俺が魔法を使えると知って三日経った夜、彼女はそう言った。

「ねー、眠いよー」

「……くかー」

 彼女の周りに立っている子供たちは皆寝ぼけ眼をこすりながら立っていた。中には立ったまま寝ている子供もいる。

「あたしらには時間がないんだよ。ほら、あいつらが寝ている間にさっさと行くぞ」

 『あいつら』とは、おそらくエルフたちのことだろう。

「あいつらに見つかったら厄介だ。最悪、殺されるかもしれない」

「でも、行くしかないんだろ?」

 俺の言葉に対する返事はなく、彼女は前を向いて叫んだ。

「おら、さっさと行くぞ!」


 ホタルのような淡い光が漂う幻想的な森の中を俺らは歩いていた。夜中であっても淡く輝く森の中は、この世のものとは思えないほどきれいで、いつまでも立ち止まって見ていたくなる。

 だがここは敵地の真ん中で、立ち止まる時間も余裕もない。

「しっかし、よく見ると違和感あるな」

 子供たちの後ろを歩いていたキャットが話しかけた。

「どういうことだ」

「いやな、ここが人間とは違う世界だってのは分かるが、あたしが良く知る匂いがあるんだよ」

 彼女は煙草に火をつけ、不機嫌な顔になる。

「破壊と暴力の匂いだよ。見な、建物みたいな場所が崩壊してるし、火災があった跡がある」

「何かの自然災害があったって線は?」

「それはない。地震や火事があれば森の外からでも分かる。それに、死体が無い」

 彼女の言葉通り、人工的に作られたであろう家屋のようなものが落下の衝撃で崩壊してるのが見えた。

「たしかに、ちょっと疑問だな」

 松葉杖をつきながら俺は、もう一度この景色を見渡してみた。

「たしかに、よく見るとおかしいかもな」

「だろ?」

 煙草の灰を落とし、咥え直す彼女。

「要するに、ここは襲撃地帯。ここを襲った奴らはまだここに潜んでいるかもしれないし、もうとっくに別の場所に移ったかもしれない。ただ、あたしから一つ言わせてもらうと――」

 煙草を捨て、足でそれを踏みにじる彼女。

「――この近くに、かなり好戦的な奴らがいるってことだ。気を付けねーとな」

「ああ。だがあっちから襲ってくるなら好都合だ」

 右手に疼きを覚えながら、焦る気持ちを抑える。

「まあ、とりあえずは安心か」

 そう言いながらもう一本の煙草が取り出されると。

 パン、と小気味いい音と共にそれが爆ぜた。

「なっ……?」

 俺だけではなく、それを取り出したキャットも驚いている。そして、足元にいる子供たちもその音を聞き、竦み上っている。

「人間だ! 人間だ!」

 甲高い声が森の中を響き渡る。子供のような声だが、野太く邪気を孕んだ音をしており気味の悪さを感じる声だ。

「くそっ! 見つかったか」

 キャットは我に返り愚痴を吐いた。

「しかも、囲まれてるな」

 魔法が使えるようになったためか、同じように魔法が使えるエルフの存在がはっきり分かった。

「ここは逃げ出したいが」

 聞き覚えのない呪詛が聞こえたかと思うと、俺達に向かって光の矢が飛んできた。それらは俺達の周りを穿ち、地面を爆発させた。

「このままじゃ逃げ切れない上に全滅だな」

 それに、俺は逃げ出すことができない。足がない今じゃ、言葉通り足手まといだ。

「俺が残る。俺が囮になれば皆が逃げ切れる。お前は生き延びて、子供たちを守ってくれ」

「は? ふざけんなよ」

 エルフ達が生み出す攻撃の中彼女が叫ぶ。

「お前、死ぬ気だろ」

「ああ、そうだ」

 彼女の真後ろにいたエルフに向け魔法を放つと、それは距離があるにも関わらずエルフを直撃し、落下させた。

「それに、俺の仇を殺すことができるなら本望だ」

「……てめぇ、まだそんなこと言ってやがる」

「そんなこと、だと」

「あたしは、あんたに死んでほしくないだけなんだよ! そんなことも分からないのか!」

 大きな雷鳴が轟き、俺らの近くにあった岩が崩壊する。

「あたしも残るぜ。そして、一緒にガキどもを受け入れてくれるところを探すんだ」

 そう言って彼女は、子供たちの中でも一番大きい、白衣を着た子供の前でしゃがみ込んだ。

「なあ、今からお前が一番年長になるんだ。だから、お前が皆をまとめるんだ」

「でも、キャットは」

「あたしのことはいい。すぐに追いつくさ」

「キャット姉ちゃん」

「だから、皆で生きろ! 生きて、受け入れてくれる場所を探しに行くんだ!」

 その小さな肩を掴み、懸命に言葉を紡ぐ彼女。その心に動かされたのか、白衣の少年はこくりとうなずいた。

「分かった。わかったよ」

 大粒の涙を流し、何度もうなずく彼。

「よし! お前ら、走れ!」

 その言葉に、子供たちが走り出す。その小さな体に大きな荷物を抱えた彼らは決して足が速いとは言えないが、運よく皆が逃げていった。

「どうやら、あいつらの攻撃はそこまで当たらないようだな」

「ああ、距離もあるからな。でも徐々に狙いが絞られてきている」

「死ぬなよ」

「そっちこそ」

 俺が魔法を放つと同時に、彼女は懐から数十個のロザリオを取り出し、エルフに向けてぶん投げた。




「なあ、生きてるか」

「なんとかな」

 俺らは、エルフ共を屠ることが出来た。俺は松葉杖のせいで動くことはできなかったが、魔法で壁を作り身を守ることで難を逃れた。キャットも、その尋常ではない身体能力で攻撃をかわし、ロザリオで殺した。だが、俺も彼女も無事ではなかった。

「まさか、一撃でも食らったらダメなんて思わなかったわ」

 エルフの攻撃は精度こそ低かったが、その一撃は強力だった。

「このままだと、間違いなく死ぬな%

おわり。

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