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神の財産とファミリア〜あなたの家族でよかった〜  作者: 飾神 魅影
第1章:ドール教団と人類
16/31

チェックメイトとショウダウン

コウはツバキに抱えられたまま人気のない公園に来ていた。

「ここなら人がいないから見られる心配もないわ」


ツバキが滑り台の横でコウを放す。

すると猫の姿だったコウはみるみるうちに人間の姿に変身した。

いつの間にか学校の制服も着ている。


〈擬人化〉すると同時に〈物質の複製〉で制服をコピーし、人間の姿になると同時に身にまとっているのだ。

(ツバキさんに抱えられてるのってなんだか恥ずかしかった)


コウは誰にも見られていないか周囲を見回して確認する。

公園の中、道路に、住宅の窓などから人が見ていないか慎重に確認した。

「よし、誰にも見られていない」

コウが安堵のため息をつこうとしたその時

「すごい! 今の手品⁉︎ 猫が人間に変わっちゃった」


突如、コウの頭上から声が聞こえた。

コウが上を向くと、そこには髪を肩くらいまで伸ばした13歳くらいの少女が滑り台の上から話しかけているのが見える。

(しまった、滑り台の上までは確認していなかった。幸運なことに手品だと誤解しているみたいだから、そういう事にしてやり過ごそう)


コウが口の横を掻きながら答える。

「はい、ちょうど手品の練習をしていたところなんですよ」

すると少女はニッと笑って

「自己親密行動」

「ッ!……」


少女が言った言葉をツバキは理解できなかったが、コウはその言葉の意味を理解し、そして恐怖した。

自己親密行動は動揺した時や嘘をついた時に、自分の顔や身体の一部を手で触れて動揺を抑えようとする行動のこと。

アメリカの国際警察も尋問で使うほど実用性のあるリーディングテクニックだ。

(この子は僕が口の横を掻くのを見て先の発言を嘘だと見抜いたという事になる。まずい、どう言い訳するべきだろうか……下手な嘘はこの子には恐らく通用しない。万事休すか……いや、僕だって嘘を見抜く知識がある、裏を返せば、どうすれば嘘っぽくないように話せるか知り尽くしているということ。ポーカーフェイスくらいできなくてどうする! )


深く息を吸い、呼吸を整える。

あわてて嘘をつくと、余計にボロが出る。


だが逆に沈黙が長すぎても怪しまれる。

(ひとまず話を途切れさせないようにしよう)


しかし、コウよりも先に少女が口を開く。

「真道 功くんだよね? 真道 魔歩さんとこの……」

「お師匠様を知ってるんですか? 」

真道 魔歩とはコウが仕えていた賢者のことである。

魔術に関わりのある者ならその名を知らない者はいない。

つまり目の前の少女は魔術の知識があり、先の事について言い逃れをすることは不可能ということになる。


「大丈夫、安心して。誰かに言ったりしないから」

そう言って少女は滑り台から降りる。

よく見ると、ツバキと同じ上布森高校の制服を着ていた。

中学生くらいに見えて、実は高校生だったのだ。


「お師匠様の事を知っているということは、あなたも魔術の研究を? 」

少女は首を横に振った。

「私じゃなくて、お母さんが研究してた・・・の」


コウはあえて過去形にした事が気になった。

「してた? 」

少女の表情が暗くなる。

「2年前の魔女狩り事件で……」


魔女狩り事件。それは日本中の実力を持った魔女たちが次々と人間によって殺された事件。

世間一般には魔術の存在は隠されているため知られていないが、魔術に関係のある者たちには有名な事件だ。

コウの主人であった賢者もその事件で殺された。


「辛い事を思い出させてしまいましたね」

「いいの。真道くんだって、大切な人を失ってるんだもん」


ここまで何も言わなかったツバキが口を開く。

「あなたの名前は? 」

「福井 真梨だよ。あなたは御崎川 翼輝さんだよね? ちなみに、2人と同じ2年だよ」

「よろしく、福井さん」

ツバキが手を差し出し、握手を求める。

「マリでいいよ。よろしく」

そうしてマリはツバキの手を握った。


握手をした時にマリの手首に腕時計が巻かれているのが見えた。

「いい腕時計をしているのね」

「ありがと。御崎川さんって、誰とも話さないって聞いてたけど、そんなことないんだね」

「コウの隣にいる時以外は誰とも話さないわよ。それと、御崎川は呼びにくいと思うから、ツバキでいいわ」

「じゃあ、ツバキちゃんって呼んでいい? 」

「いいわよ」


(僕の隣にいる時以外はってどういう意味だろう……)

「僕のこともコウでいいですよ」

「よろしく、コウくん」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



時刻は13時15分。

ちょうど昼休みである。

コウとツバキは昼食を食べ終え、教室でチェスを打っていた。

ツバキが暇だと言い、コウがボードと駒を複製したものだ。


「コウ、お昼あまり食べてなかったけど、お腹空かないの? 」

コウが駒を進めながら答える。

「もともと僕は食事や睡眠をとらなくても生きていくことができる身体なんです」


〈捨食の儀式〉それは禁忌を犯した者のみが行う事のできる儀式で、魔法陣の中で呪文を詠唱するだけの簡単な儀式である。

儀式に成功すると、魔力で代謝と疲労回復を補う事ができる。

つまり、食事と睡眠をとらなくても生きていくことができるということだ。

食事をとった場合は、そのエネルギーが魔力に変換され、睡眠をとった場合は疲労回復に使用されるはずだったのに魔力が節約される。


コウはその〈捨食の儀式〉を行い、食事と睡眠の不要な身体となった。


「魔力を回復する方法って食事以外にないの? 」

ツバキがキングをキャスリングする。

「自然回復はしますけど、丸一日はかかりますね。あとは魔力回復用のポーションを飲んだり、他人から受け取ったりですね」

「ふーん……チェック」

ツバキがナイトでコウのキングに手をかける。


「食事といえばツバキさん、今朝のキャットフード、シシ◯アだったじゃないですか」

「隠せてない」

「なんのことですか? 」


そこで、今朝知り合ったばかりの少女……マリがツバキたちの教室に入ってきた。

マリはツバキたちと同じ学年ではあるが、クラスが違う。

「やっほーツバキちゃん、コウくん。2人とも何やってるの? 」

「チェス」


マリが2人の盤面を見る。

コウの駒が殆ど取られており、圧倒的にツバキが優位だった。

「コウくん……かなり押されてるね」

「ツバキさんはチェスの手を全通り記憶しているような動きするんですもん」


ツバキが少々焦った様子で反論する。

「全部は覚えてないわよ……7〜8割くらいよ」

「そこは別にムキにならなくても」

「やっぱりツバキちゃんって頭いいんだねー」

「大したことはないわよ」

「またまたー、謙遜しちゃってー。あっそうだ、飴持ってきたんだけど、食べる? 」

そう言ってマリはポケットから飴を2つ取り出し、ツバキとコウに渡した。

「いただくわ」

「ありがとうございます」


そしてツバキがクイーンをコウのキングの前に動かす。

「はい、チェックメイト」

「勝ち目ないですよー」

コウが机に項垂れる。

「いやー、ツバキちゃん強いねー」


そこで2人の男子生徒がツバキたちに話しかける。

「お、チェスやってたのか? 」

2人の名前を思い出すことはできなかったが、名札に苗字が書いてあった。

1人が高木で、もう1人が丹下と書いてある。

「ちょうどボロボロに負けたところですよ」

コウが少々不貞腐れながらこたえた。


「俺たち、お菓子を賭けてトランプやってたんだけど、一緒にやらない? 」

「遠慮しておくわ」

「僕もパスで。お菓子はさっきマリさんにもらった飴しか持ってないですし」

「飴だったらまだいっぱいあるから、やってきたら? 」

そうしてマリがポケットからいっぱいの飴を取り出す。

(ハンカチとかティッシュが入るスペースあるのかな……)


「ですけど……」

すると高木が挑発的に質問をする。

「なんだ? 真道、たかがトランプで負けるのが怖いのか? 」

「いや、怖いわけじゃないんですけど……」


コウは冷静に対応しようとする。

しかしツバキがバンっと机を叩きながら立ち上がり。

「誰があんたなんか怖いもんですか。いいわよ、その喧嘩買ってやるわよ」

そう言って髪を結んでいるゴムを外した。

ツバキの長く銀色の髪がふわっと揺れる。


「ちょっと、なんでツバキさんが挑発に乗ってるんですか」

「コウの事を馬鹿にされて腹が立ったのよ! 」


もともと教室で喋らないツバキが、ここまで饒舌になるとクラス中から視線が集まる。

(うわぁ……またみんなに見られてる。やっぱり慣れないな……)


高木と丹下がニヤリと笑う。

「いいぜ、大富豪でどうだ? 」

「ええ、それでいいわ。ただ、チーム戦でいいかしら? 」

「チーム戦? 具体的にどういうルールだ? 」

「あなたのチームと、コウのチームで勝負をして、ビリだった人のチームが負けってルール」

「わかった、そのルールでやろう」

「ツバキさん、いつの間にか僕も参加させられて……モゴっ! 」

続きの言葉はツバキの手に口を塞がれて発することができなかった。


「コウはできるだけ早く上がるようにしてくれるだけでいいから」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



そうして高木、丹下、ツバキ、コウの4人で1つの机を囲んだ。

「ゲームに参加するにはお菓子を賭けなければいけないのよね? 」

「ああ、そうだ。俺らはチ◯ルチョコを1つずつ賭ける」

そうして高木と丹下は机の上にチロ◯チョコを置いた。


「じゃあ、僕は飴を」

コウが飴を机の上に置き、ツバキもそれに習い飴を置いた。

飴は紙でリボンのような形に包まれた、スーパーでもよく見る一般的な飴玉だ。


そうして、丹下は4人にトランプを配り始める。

「一応言っておくが、ジョーカーは一枚だけだ」

コウとツバキは了解の意を込めて頷いた。


「先行はお前達でいいぜ」

ツバキとコウが顔を見合わせる。

「僕から先に行きます」


順番はコウから時計回りにツバキ、高木、丹下となった。


まずコウは3を出す。

次にツバキは4を出した。

「2人とも慎重だねー」


そして高木は6を出す。

丹下は9を。


そうしてまたコウの番。


(ふん、馬鹿め、俺らがイカサマをしているとも知らないで。丹下がシャッフルの時にジョーカーの位置をコントロールして、そのジョーカーを丹下自身の手元に配られるようにする。 あとは時々バレないように互いの手札を見せ合って、お互いに有利に立ち回れるようにカードを出す。この勝負に参加した時点でお前らの負けなんだよ! )



しばらくお互いにカードを出し合い、コウが6枚、ツバキが9枚、高木が6枚、丹下が3枚になった。

そこで丹下が8切りを2回連続で行い、最後に9を2枚出して上がった。


「これで俺らが一歩リードだな」

(やはりジョーカーを握っていることもあって、丹下がうまくゲームをコントロールして上がってくれた)


丹下が上がり、順番はコウに回る。

そこでコウが7を出す。

7渡しのルールで、コウがツバキにカードを1枚渡した。


ツバキは2を出す。

「出せる? 」

丹下は首を振る。

コウもパスをした。

「なら私が親ね」


高木の手札はクイーンが4枚、6と2が一枚ずつ。

(この手ならほぼ負けはない)


そして次にツバキが出したのは

「キング4枚で革命」

「なっ! 」

予想外の手を打たれた。


革命によって、カードの強さが逆になる。

「強いカードを温存して最後に親を取って勝つ予定だったのでしょう? 残念だったわね、道連れよ」

「くそっ! 」

続けてツバキは4を出す。

高木はパスで、コウが3を出す。

そのままコウが親を取り続け、上がった。


「さて、2人だけになったわね」

「ああ、だけどあんたも弱いカードをあまり持ってないんだろ? 」

「さぁ、どうかしら」


(だが、まだ負けではない。むしろ勝つ確率の方が高い。このカードがある限り)

そうして高木はクイーンを4枚出す。

「革命! これでカードの強さが元に戻った。出せるか? 」

(出せるわけがない、相手の手札は残り4枚。返すためにはこの4枚の数字が揃っていて、尚且つクイーンより大きい数字でなければならない。返せるわけがない)


「パス」

高木は勝利を確信する。


そして2を出した。

(これを返せるのはジョーカーだけ、しかしジョーカーは一枚だけで、すでに出ている。この勝負は俺の勝ちだ)

「パス」


残った6を出して高木が上がった。

「よし、これで俺らの勝ちだ。悪く思うなよ」


コウがツバキの方を見やる。

「ツバキさん……」

しかし、ツバキは全く落ち込んだり悔しがったりはしていない。

いつもと同じ澄ました笑顔を浮かべていた。


「確認なんだけど、このゲームに参加するにはお菓子を賭けなければならない。このルールに間違いわないわよね? 」

賭けられたお菓子を回収しようとしていた丹下が答える。

「あぁ? そうだが。それがどうした? 」

「もし、私が参加をしていなかったら、私をこのゲームの順位に含むことはできないわよね? 」

「いったい何が言いたいんだ? 」


ツバキがテーブルの上の飴玉を指差す。

「その飴の包みを開けてみて」

ツバキが指差した飴を高木が手に取る。

「この飴がどうかしたのか? 」

「いいから開けてみて」


高木がため息をしながら包み紙を剥がす。

しかし、中に入っていたのは飴ではなかった。

ビー玉くらいの大きさの球体で、ちぎれたゴムのようなものが引っ付いている。

「これは……ヘアゴムの飾り⁉︎ 」

「そうよ、さっき髪をほどいた時、見えないようにゴムからちぎったの」

「なら、本物の飴はどこに? 」

「僕が今舐めてます」


コウが口を開けると、確かにそこには飴玉があった。

「さっきツバキさんに手で口を押さえられた時に無理やり捻じ込まれました」

「でも、そんなことをしたところで何になるって言うんだ? 」


丹下の質問にやれやれといった様子で答える。

「まだわからないの? 私はお菓子を賭けていない。つまり私をゲームの順位に含むことはできないということよ」


そこで高木がツバキの言わんとしていることに気づく。

「御崎川が参加していないという前提で順位を出すと、俺がビリということになる! 」

「そうよ、コウが上がった時点であなたたちの負けは確定していたのよ」


すると丹下が茹で蛸のように顔を赤くし怒鳴り散らす。

「ふざけるな! こんなイカサマ、無効だ! 」

「イカサマならあなたたちもしていたじゃない」

丹下が鼻を掻きながら答える。

「なんのことだ」

「「自己親密行動」」

コウとマリの発言が被った。

しかしこの2人以外に自己親密行動の意味を理解できる者はこの場にはいなかった。


「カル(特定のカードをデックの1番上、もしくは1番下にすり替えるテクニック)にセカンドディール(1枚目を配るふりをして2枚目を配る)を私が見逃すとでも思っているの? 」


今度はコウやマリでなくても見抜けるほど、あからさまに動揺していた。

「それに対して私達はルールの抜け穴を利用しただけ。そもそもトップコントロール(特定のカードをデックの1番上にコントロールするテクニックの総称)にカルを使うなんて、やり口がセコイのよ。どうせやるならクラシックパス(デックの上半分と下半分を入れ替える)くらいやってみなさいよ」

「簡単に言うけどな、クラシックパスって難しいんだぞ。あんなのやったところでバレるに決まってるだろ」

もはやイカサマを隠すことも忘れて丹下は言い返していた。


「練習が足りないだけよ。ああいうのは、数分やちょっとでできると思ってるのが間違いなのよ」

「ツバキさん、話が脱線してます」


コウの言葉でハッとなり、話を元に戻す。

「とにかく、コウが勝ったのだから、この◯ロルチョコは貰うわよ」


丹下と高木は悔しそうに了承した。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「僕はチロル◯ョコはいいです。チョコ苦手なので」

「猫だからね」

ツバキがクスクスと笑いながらチロルチョ◯を食べる。


「ですけど、ツバキさん。どうしてあの2人がイカサマしてるってわかったんですか? 」

「どうしてと言われても、見たらわかるとしか……」


イカサマやマジックの手口を知っていれば、見るだけでわかることもある。

それはコウも納得しているのだが、コウが疑問に思っていたのはそこではなかった。


「ツバキさんはゲームを始める前から、あの2人がイカサマをする事をわかっていたから、あんな方法をつかったんじゃないんですか? 」

ツバキはチロル(ry を飲み込み、答える。

「あの2人がイカサマでトランプをしているのをこれまでに6回見たことがあるの。いつもは、2人のうちどちらかがターゲットと一騎打ちでゲームをしているの。その時は遠目に見ていただけだから、手元までハッキリとは見えていなかったんだけど、必ずジョーカーが配った本人の手札に来ていた」

ツバキの話を聞いて納得する。

「なるほど、ジョーカーが来る確率は、自分と相手で五分五分のはずなのに、6回とも自分に配られるとなると不自然ですね。64分の1の確率ですから」

「違うわ。2216433526129分の1よ」

「「え⁉︎ 」」

コウとマリが同時に驚く。


「適当に大きい数字言ってるだけじゃないの? 」

「適当じゃないわ。ジョーカーが自分の手元に来る確率は2分の1。だけど、あの2人が誰かとトランプをしている時は、必ず自分の手札の1枚目にジョーカーが配られていたわ。自分の手札の1枚目にジョーカーが配られる確率は53分の1。6回全てとなると、53の6乗分の1。つまり2216433526129分の1。そしてこれを変数に置き換えると、有意水準の5パーセントを下回る」

「変数の求め方とか、有意水準が何なのかは知りませんが、それを下回るとどうなるんですか? 」


ツバキが2つ目のチ◯ルチョコを口に運ぼうとして、口に運び切る前に答える。

「人為的な手が加えられていると言うことができる」


ふと、マリの方を見ると、ツバキの話についてくることができず、目を回していた。

「私数学苦手だよー」

「まぁ、数学が得意苦手以前に、これは高校で習うような話じゃありませんし」

(これほどの分析力はやっぱりツバキさんが持っているスキル〈照魔鏡〉が大きく関わっているのだろうか)


スキル〈照魔鏡〉は人や物の過去や本性を暴き出し、それらの未来すら予測してしまう〈真実属性〉のスキル。

ツバキは〈真実属性〉で、〈照魔鏡〉スキルがマックスのLV5に到達しているのだ。


〈真実属性〉は相手の情報を集め、その情報を手掛かりに弱点を突くような戦い方をする。

その特性上、〈真実属性〉は〈虚飾属性〉に強い。


(この人が魔術を使えるようになったら、きっと化けるだろうな……)

ツバキさんは頭いいけどある意味馬鹿です。

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