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本命の発表日。

本命の合格発表日のこと。

私は出かけていたが、翔兵からの連絡を待って、ずっとスマホを気にしていた。発表の時間が過ぎても連絡がないので、先日の記念受験が一校ダメだったこともあったので迷ったが、連絡を入れてみたところ、即座に返信がきた。

「受かった。」

拍子抜けするくらいあっさりとしていて、そこまで喜んでいないのでは?と思えるくらいのあっさり度。

それでも周りの人にはすぐに知らせるように促したら、祖父母や単身赴任先の夫に知らせていた。


外出から帰るととてもホッとした表情をしていた。

大喜びというよりは、受験を無事に〆られたという安堵を感じさせる表情だった。

「ねえねえ!今日はお祝いに外食に連れて行って!焼肉食べ放題がいい!」

そう言うときの表情の方が嬉しそうに見える翔兵。お肉大好きだもんね。


リクエスト通りに焼き肉屋さんに行くと、高校の同級生数名に遭遇。

「どうだった?」

とお互いに聞いて笑みを交わす18歳男子たち。そんな一人が翔兵に言った。

「そうだよな。お前が落ちるはずないよな。」

ええ~?翔兵ってそういう位置づけだったの?

まあ、確かに模試の結果とか信じられない数字を取ってきていたけど。

家では相変わらず、甘い物が好きで、方向音痴で、そういうところが小さいころから変わっていないので、翔兵がそんな位置づけだということにビックリした春の夜だった。

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