修学旅行～高校編
先週のこと翔兵が二泊三日の修学旅行に行き、元気に帰って来た。班のメンバーは気の会う人ばかりとは言いがたかったようだが、仲の良い友人もいたらしく、解散後は道草までしての帰還。元気に帰って来たことに安堵した。
２年前の中三のときは学校への復帰を果たしたばかりということもあって、「やっぱり行かない。」と言い出すのではないかと駅で車を降りていくまでヒヤヒヤだったのだ。
翔兵の学校は校則がなかなか厳しい。宿泊先のホテルは男子生徒と女子生徒の泊まる部屋はフロアで分けられているらしく、異性の部屋のフロアへの立ち入りは禁止。階段の行き来を先生がチェックして、異性のフロアに行った場合、行った生徒だけはなく、双方が即座に保護者に迎えに来させるという徹底ぶり。
その他はスマホ禁止。自由行動中のコンビニ利用も禁止。実は解散後の道草も禁止。
実のところ、異性の部屋に行くことは誰もしなかったようだが、規則を全員が守ったわけではない。スマホは翔兵は持っていかなかったが、ほとんどの生徒が持っていっていたらしいし、解散後の道草については、翔兵もやった。
スマホに関しては、帰りに駅までの迎えの連絡に不便に思う家庭が我が家だけではなかっただろうから、黙認した家庭が多かったようだ。翔兵も直前まで迷っていたようだ。私は「帰りの連絡用ってことで、電源を切って、失くさないように気を付けて持っていくのもテだけど、失くしたときが厄介よね。」とだけ言った。紛失した時に先生に報告したら、「どうして持ってきている？」ということになるのは目に見えている。しかし規則を守ることは常識だが、頭ごなしにダメと言うのではなく、友達と相談したり自分で考えて判断させれば良いと思ったのだ。
何にしても、これと言ったトラブルもなく、私へのお土産は忘れられていて寂しいものがあったが、元気に帰って来たことにホッとしているところである。
