表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
厨二病ロードと冷徹騎士(仮)  作者: 閃光の影翼(ホノカ ノ エイヨク)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/100

第二十五章④

4

翌日、ライエルは詠美に特別な干し肉を差し出した。

「詠美。これは、『砂漠の王族が愛した特製干し肉』だ。水分を多く含み、塩分も適切に調整されている。食べろ」

詠美は、干し肉を疑いの目で見た。

「フン!これは、貴様が私に課した『究極の誘惑の試練』!この『愛の干し肉』を食べれば、貴様の『愛の奴隷』になるというのか!」

「ならない。ただの非常食だ。食え」

ライエルは、冷たい目で睨んだ。

詠美は、ライエルの『冷徹な視線』を、『愛の契約』だと解釈した。

(くっ……!騎士ナイトめ!私に『拒否できないほどの究極の愛の干し肉』を差し出すことで、『永遠の契約』を迫っているのだな!)

詠美は、涙目でその干し肉を掴み、まるで愛の誓いを立てるかのように、大げさに食べ始めた。

「ハァ……これで、しばらくは大人しくなるだろう」

ライエルは、安堵のため息をついた。彼の『愛の干し肉作戦』は成功したのだ。

しかし、その時、レオンハルトが砂漠の地平線を指さした。

「騎士くん、見て。あれは……砂漠の幽霊列車?」

砂塵の彼方から、蒸気機関車のような巨大な砂の魔物が、地響きを立てながら、一直線に彼らの方へ向かってきていた。

旅の困難は、尽きることがないのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ