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第二十五章③
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ミリーとレオンハルト、ゼルガディスが協力して、抵抗する詠美(愛の幻覚と戦っているつもり)*を押さえつけ、水を飲ませようとする。
「離せ!愚民ども!これは『騎士との愛の二人旅』なのだ!貴様らの『群衆の嫉妬』など、跳ね返してくれる!」
水を無理やり飲まされ、詠美はようやく意識を取り戻したが、彼女の『愛の病』は、さらに奇妙な方向へ進化していた。
「くっ……!騎士!貴様、私に『強制的な愛の注入』を……!よかろう!この王、貴様の『強引な愛』を受け入れてやろう!」
ライエルは、ため息をつきながら、自分の水筒から水を飲むことさえ拒否する詠美に、ある対策を思いついた。




