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第二十三章②
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一行は、島の住民に島の最重要スポットである『試練の洞窟』について尋ねた。
「ああ、『試練の洞窟』かい?あそこはな、島の賢者が残した二つの試練があるんだ。一つは『力の試練』、もう一つは『真実の試練』だ」
島の老人は語った。
ゼルガディスは、目を輝かせた。
「『真実の試練』だと!?これこそ、私の『孤独の美学』の真価が問われる場!師への『愛』、王への『忠誠』、そして『真実』が全て試される!」
ライエルは、冷静に尋ねた。
「その『真実の試練』とは、具体的にどのようなものですか?」
老人は、顔を引きつらせて答えた。
「うむ……それはな。『最も愛する者に、心で思っている最も恥ずかしい秘密』を大声で告白させるんだ。成功すれば、宝が手に入る。失敗すれば、『一生その秘密を忘れられない呪い』がかかる、とかなんとか……」




