第十三章②
2
「聴け、ゼルガディス!貴様、『命名権』を授けられた栄誉を忘れるな!騎士に『王の愛』は『究極の孤独』によってのみ届くと教える必要がある!貴様の『師匠への叶わぬ恋心』を全て、『ポチの真名』に込めろ!」
「はっ!承知いたしました、王よ!私の『七十歳の師へのピュアな片思い』こそ、『孤独』の最高の具現化!真名:『ナイトメア・オブ・ポッチー・ラヴ・七十歳の孤独・ユグドラシル・改(仮)』でいきましょう!」
「なぜ『七十歳』を入れた!『ロリの美学』を崩すな!通称は『ポッチー』にしろ!」
「な……ッ!王よ!『ポッチー』では、『ポチの呪縛』から逃れられぬ!これは『厨二病の尊厳』を捨てる行為です!」
二人の壮絶な『命名権論争』に、ライエルはひたすら耳栓代わりの干し肉を焼くことに集中した。
詠美は、ライエルが全く反応しないことに焦り、次にミリーにロリコンアタックを仕掛ける。
「そしてミリー!貴様の『究極のロリの姿』を、もっと騎士に見せつけるのだ!『王のロリコン疑惑』を、騎士の『嫉妬の炎』で燃やし尽くすのだ!」
ミリーは、巨大なクッキーを満足そうに一口かじり、小さく息を吐いた。
「やれやれ。私、もう七十歳過ぎてるんだけど。仕方ないわね」
ミリーはそう言うと、わざとらしくライエルのそばに寄り、ツインテールのリボンを揺らした。
「騎士さん、このクッキー美味しいわよ。『七十年の知恵』の味がするわ」
ライエルは、迷惑そうな顔でクッキーを受け取った。
「ありがとうございます、ミリー殿。『七十年の知恵』は分かりませんが、『バターと砂糖の配分』は完璧です」
詠美は、ライエルの『鋼の冷静さ』に、心の中で「騎士の愛の防御力は、私の想像の五億倍!」と叫んだ。




