表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/38

きよったか! フェーマスターズめが

 フェーマザーシップはガルファー団本拠地とおぼしき孤島に到着した。


「何か反応はあるか?」

「ガルファー反応ビンビン! 総攻撃かけちゃう?」

「いや、むやみに孤島を攻撃するのはやめよう。在来生物たちを巻き込みたくない」

「やさしいね、フェーマブラック! じゃ、どっか着陸しよっか!」


 フェーマピンクはパネルに孤島の俯瞰図を表示させた。


「ポイントD175しかないね」

「そこに着陸させよう!」


 フェーマブラックは慎重に操縦レバーを操作した。




「きよったか! フェーマスターズめが」


 ガルファー団本拠地の作戦指令室にて、フェーマザーシップの様子を大パネルで監視しているザロ副帝とゾロン甲爵である。


「ザロ副帝、ことごとくガルファー反応を察知されここまで嗅ぎつけられました」

「怖じ気ついたか? そんな事では総帝にはなれぬぞ」


 ザロ副帝は急に跪いて頭を深く下げた。


「グーラ総帝のお出ましだ」


 ゾロン甲爵も即座に跪いて頭を下げた。


「我はグーラ総帝である。ゾロン甲爵よ、我の寿命がいよいよ尽きる」

「おお、なんと言う事か」


 ザロ副帝が悲嘆にくれる中、炎のホログラムとしてグーラ総帝が姿を現した。


「ゾロン甲爵よ、フェーマスターズ5人を始末した上でお前を次期総帝に任命する」

「は、ははーっ!」

「ザロよ、お前は立会人として戦況を逐一報告せよ! ゾロン甲爵よ、武運長久を祈る!」


 グーラ総帝は姿を消した。


「ゾロン甲爵、すべてお前に委ねるとの仰せだ」


 ザロ副帝は作戦指令室から出て行った。


「フェーマスターズを残らず始末して、ガルファー団を私の手中に収めてやる!」


 ゾロン甲爵はガルファ兵数名を作戦指令室に呼び出した。


「いよいよ、フェーマスターズがここへやってくる! お前達を各部隊の隊長に任命する! フェーマスターズ一人でも始末した者はガルファロイドに再改造し、私の次の総帝候補としよう」


 ガルファ兵達は「おおっ!」と雄叫びを上げると、ゾロン甲爵からビームを受けて装甲兵となった。


「お前達は今からガルファレンジャー将校、ガルレンナンバーワンからシックスと命名する!」


 ガルレンナンバーワンが「御意!」といち早く持ち場へと向かった。


「テレパシーでのご指示、手っ取り早くていいや!」


 ナンバーツーとフォーが立ち去ると、ナンバースリーがゾロン甲爵に近づいた。


「何だ? ナンバースリー」

「この基地のもの全て好きに使ってよろしいか?」

「好きにしろ!」


 ナンバースリーとシックスが武器庫に向かうと、ファイブが「俺らの頭ん中はアンタに筒抜けってか?」と詰めよってきた。


「私を無き者にしたいなら受けて立とう!」


 ゾロン甲爵がビーム発射する前にファイブが姿を消していた。


「どこへ行った?」


 たじろぐゾロン甲爵の後頭部にファイブの右手人差し指が突きつけられていた。


「貴様、何の真似だ?」

「俺達は身体を張ってフェーマスターズと戦ってきた。おつむだけしか使ってないアンタとは経験が違うんだよ」


 ファイブは再び姿を消した。


「ザロめ、ガルファ兵の中に腹心の部下を忍ばせたか? 見ておれ」


 ゾロン甲爵は施設内の全ての監視カメラの映像を大パネルに映し出した。



 フェーマザーシップを着陸させる直前、巨大な物体を感知したので急上昇してそれを避けた。


「ピンク! レーダーに反応はなかったのか?!」

「この孤島からのガルファー反応が強すぎて気づかなかった!」


 巨大な物体とはガルレンナンバーワンが指揮する要塞「ガルファギャラクシー」である。


「何あれ?! バカでかい要塞?」

「体当たりするつもりか?! 全砲門をあの要塞に向けるんだ!」

「接近戦!? 任せて!」


 ピンクはザーシップをガルファギャラクシーに最接近させた。


「ピンク、君は脱出しろ!」

「自分だけ犠牲になるのがカッコいいって思ってんの? 舐めるな!」


 ピンクはブラックの後頭部を思い切り叩いた。


「そうだな、フェーマエレメントを信じよう!」



 ガルファギャラクシーのコックピットで操作をしているガルファ兵の肩を叩くナンバーワン。


「ガルファー団のため、一緒に死んでくれるか?」

「当たり前だ! 何十、いや何百もの同胞の敵討ちだ! なあ?」


 他のガルファ兵も勝どきを上げた。


「行くぞ! フェーマスターズどもめ!」


 ナンバーワンの指示でガルファギャラクシーも又、ザーシップに最接近しながら様々なビーム砲を発射した。


「ブラック! 来るよ」

「よし! フェーマブラスター発射!」


 フェーマザーシップとガルファギャラクシーがすれ違い様に互いの攻撃で大爆発を起こした。



「ナンバーワンが散ったか・・・」


 ザロ副帝は自室のモニターでフェーマザーシップとガルファギャラクシーの大爆発を見ながら、紫色の蒸留酒をあおっていた。

いつもご愛読いただき、ありがとうございます!


いよいよ、ガルファー団本拠地での決戦に突入しました。


果たしてフェーマブラックとピンクは、フェーマザーシップと運命を共にしたのか?


レッド、ブルー、イエローは本拠地に到着したのか?


ガルファーレンジャー将校達との戦いに勝機はあるのか?


では、次回も乞う御期待!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ