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輪廻転生-来世への約束-  作者: 紫所縁
2/2

はじめまして!?

その後数日してから彼か連絡がきた。

連絡が来た事に驚いたが、それどころではなかった。

彼の顔や名前さえも覚えてなかったんだから。


「ひさしぶりって言っていいのか分からないけど、とりあえず連絡してって言われたから連絡した寺川です。」彼は律儀に名乗ってくれたのでホッとした。

自分から連絡してと言いながら名前が分からないなんて言えるはずもなかったから。


「うん、久しぶりだね!急にごめんねー。ずっと気になってたんだけど受験だったしねー。」

悟られないように必死に嘘をついた。

恋愛経験も多くなかった私は内心ドキドキしていた。

「うん・・・」

どうしよー、この人全然話さない。

焦った私はそう想像通り暴走したのだ。


「私もうすぐ誕生日なんだ!デートして!」


今思い出しても恥ずかしい。

なぜ突然そんな事を言ったのか


「うん、いいけど・・・」

彼の返事は驚きを隠せず少し困っているようにも聞こえた。

そして1週間後にデートの約束を取り付け電話を切った。


はぁー、デートかぁ

って、デートって何するの?何着るの?


あの勢いはどこに行ったのか私は焦りまくった。

それからの1週間は友達を連れ回しデートの準備に追われた。


いよいよデートの前日になった。

急に不安が込み上げた。

ただでさえ知らない場所、顔も覚えていない人、本当に会えるんだろうか、、、

全く寝付けなかった

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