表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者を狩る者 ブレイブスレイヤーに目覚めた俺は勇者を殺すために最強を目指す  作者: 海翔


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/54

39 トリックorトリート

武器屋を後にした俺はすぐに森のモンスターを狩に向かった。

その後モンスターを狩りはじめて一ヶ月が経過したが上位のモンスターには全く出会う事がない。もしかしたら生息域が異なるのだろうか?

そして今の俺のメインウエポンは投げナイフだ。

佐間を倒した事で使えるようになった『トリックorトリート』というスキルだが、佐間の使い方から察して投げたナイフを方向転換させて背後から敵を狙うスキルだと思っていた。実際、スキルを使いはじめた当初は俺もその使い方を模倣してみていた。

最初は精度が悪く、反転させてから上手く的に当てる事が出来なかったが、練習しているうちに段々と精度が上がってきて命中率も上がっていった。

ただ投げナイフは、森の中では木が邪魔して使いにくかったので何と無く投げてから木を意識しているとナイフが木を避ける様にして飛んでいったのだ。

つまり『トリックorトリート』の能力は、ナイフを投げて反転させた時点から発動する能力ではなく、ナイフを投げた瞬間から発動する能力だった。


「なんでだ?」


この能力に気がついた時に自然と口から出た言葉だが、佐間はなぜ投げた瞬間からナイフを操らなかったのか。

確かめる術は無いが、佐間は、この能力の本質に気がついていなかった様に思える。

手を離れたナイフに常に意識を集中する必要があるので、他の動きと併用する場合には慣れるまで訓練が必要で、ナイフの動きを制御する為にもそれなりの時間訓練が必要だった。

実際俺もこの能力を使う為に空き時間はずっとナイフを投げ続けていた。

あの女がこのような地道な訓練をこなすようなタイプには見えなかったので、ある程度使える目処が立った時点で訓練を切り上げてしまい能力の本質を理解する事は無かったのでは無いだろうか?

佐間はこのスキルの本当の力を理解していなかったが、このスキルは本当に凄い。

スキルを発動して狙って投げれば、集中力さえ乱れなければ百発百中だ。

しかも練度を上げれば狙う場所もだんだんと正確に刺さるようになってきた。

確かに佐間がやっていたように油断を誘い背後から狙う手もあるが、この森ではその必要もなく、遠方から狙いをつけてナイフを投げ急所に命中させる。

ただそれだけで面白いようにモンスターを狩る事が出来た。

森の影から、ほぼ無音のナイフがいきなり飛んで来て対応できる奴などまずいない。


「ふ〜、今度ナイフも買わないとな」


俺はゴブリンの頭に刺さったナイフを抜きながら呟く。

何度もナイフを使用しすぎたせいで段々刃こぼれを起こしている。既に佐間から回収したナイフの半分を使い潰してしまった。

ナイフを使いこなせるようになってからは、殆どのモンスターをこれだけで倒しているので、今一番有用な武器と言っても過言では無い。

森を静かに歩いているとかなり先にモンスターがいる。

少しずつ近づいて行き姿を確認するがトロールのようだ。

トロールはかなり大型なのでナイフ一本だけで倒すのはちょっときついので、ナイフを三本用意してから一本目を投擲する。

投げた先には何本か木が生えているが、意識を集中して回避しながら喉元に刺さる。


「ガハッ!」

【読者の皆様へお願い】


本作を読んでいただきありがとうございます。

皆様のブックマークと☆ポイント評価で筆者のモチベーションが保たれています。

興味を持たれた方は是非ブックマークとスクロールして下部の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にお願いします


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ