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トウマクリームシチューを食べる


「ただいまー」


お母さんだろうか、ただいまーと言う穏やかな声が聞こえてきた、しかし俺は今きまずい状況にいる、何故かって言うと俺の前にこっちを凝視してくるお父さんが居るからだ。


「お帰りなさい」


コナミもきまずいのか、椅子に座って小声でお帰りなさいと言っていた。


「もうなに皆元気ないじゃないの」


お母さんは笑顔でそう言っていたが俺の顔を見るとお母さんからも笑顔が消えていた。


「まさか貴方生きていたの?」


お母さんも俺を見るとそう言ってきたやはり俺を息子さんと重ねているようだ。


「落ち着いてお母さんこの人はお兄ちゃんじゃないから」


コナミはそう言うがお父さんとお母さんは信じられないようで、ずっと俺の顔を見ていた。


「この人は森で裸で居たんだ私も最初はお兄ちゃんと思ったけどこの人は記憶がないから話を聞いていく内にお兄ちゃんじゃないってわかったんだ」


コナミがそう言うとお母さんも俺の前に座りこちらを見てきた。


「だけどやっぱり信じられないはもしかしたら嘘かもしれないじゃない」


お母さんが言うのはもっともだ確かに俺は記憶が無くなっているから自分でも信じられないくらいだ。


「トウマさんは嘘をつくような人じゃないよ」


コナミは椅子から立ち上がりそう言ってくれた、まさかコナミがこんなにも俺の事を信じてくれるとは。


「コナミがそこまで言うんだったら俺達は見守ろう母さん」


お父さんがそう言うとお母さんはまだ納得しないのか立ち上がり部屋から出ていってしまった。


「俺は見守るが母さんはまだあんたの事を信用してないみたいだ」


お父さんは俺を見て言った、俺は少しでも記憶が戻るように早く自分の事を思い出そうと必死になった。


「それでねお父さんトウマさんは泊まる所も無いみたいだし此処に少しの間だけ此処で住まわせてもいい?」


「わかった、コナミがそこまで信用しているんだ俺は口を出さないよ」


お父さんが言うと俺の腹からぐぅーーとお腹がなった。


「そう言えばまだご飯がまだだったね今すぐ用意するね」


コナミがそう言いながらクリームシチューを持ってきた。


「お母さんには後で私が持っていくから今日は私たちで食べよう」


コナミが持ってきてくれたクリームシチューからはいい匂いがする俺は速く食べたかった。


「それじゃあいただきます」


コナミとお父さんがそう言いながら俺もいただきますと言いながらクリームシチューを食べた



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