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強者と弱者
凛が綾を屋上に誘う。
そこで待っている僕の下僕達。もとい彼女達が綾に絡む。
「スカート長っ、ダサーい」と毒舌ロリっ娘、麻里。
「なにあの地味子」
「なにしにきたの」陰口姉妹、一華と二葉。
「よお、パン買ってこいよ」デカパイ里美。
「…」バンッと無言で木刀を振りかざすにゃんにゃん番長桜。
「失礼します」金持ち令嬢、皆のパシり志津が膝をつき綾のスカートをハサミで切り始めた。
学園内では三軍に位置する綾からは一軍の彼女達は恐怖の対象
物なのだろう。綾はささやかな抵抗として自分の大事な部分だけは守っていた。
その間に凛は屋上から姿を消していた。
その後も彼女達の遊びは続く。
もはや綾の切り刻まれた制服、自慢だった長く艶やかな黒髪、そして彼女の心も屋上に撒き散らされた。
その日から綾は毎日いじめられていた。
そんな彼女を見てみぬ振りをする僕。なぜだかスッキリしないのはなぜだろう…。




