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記憶。
とりあえず、思い出していただきました。
「お姉、コレやってみてよ！わたし的に超おすすめ！」
「ん～、どんなんよ？」
わたしは読みかけの小説に目を向けたまま、妹に返した。
わたしも妹もお互い似たようなゲームをよくやる。
所謂、乙女ゲームと言われるモノだ。
まぁ、妹と違ってわたしはコンプしたい派だったりはするのだけれど…。
そして、今、人の読書の時間を邪魔してきた妹はおすすめのゲームの名前を口にする。
《イケメンパラダイス 聖女と恋の魔法》
いかにも分かりやすい「へぇ～」と、とりあえず返すと、目の前にスマホを出された。
「こういうのお姉ちゃん好きでしょ？」
そういって見せられた画面には確かにわたしの好きな感じのイラストがある。
所謂、美麗系と言われるモノだろう。
「あんた的にはどのキャラが好きなの？」
好みのイラストだったこともあり、小説を閉じて妹に聞くと、コレ！と攻略対象の画面を見せてきた。
「ヤンデレな感じがいいんだよねぇ。他にもこういうのがいるよ」
そう言って妹は次々と攻略対象の画面と共に簡単なキャラ設定を説明していく。
とりあえずそれに頷き返しながら、気が向いたらやってみるか、と、思った。
ん～、まだ、操作に慣れない(´・ω・`)
がんばります。
とりあえず、ドロドロとヤンデレばっかにならないように(笑)
妹曰く、姉ちゃんはヤンデレどころか病みしかない！とのことで(笑)
