最高神を探して、神罰?
《そういえば僕は何で、此処にいるんだっけ》
よし。そのまま忘れてろ。
《説教をする為に此処に来たんだっけ?》
そうだよ、説教をする為に来たんだよ。そして、説教は終わった。だから、帰ってくれ。さぁ、帰った帰った
《あ、プレゼント、イチャラブ》
ち、ち、チキショーーー。思い出すなよ。何故、思い出したんだよ。
《聖職者君、最高神様は何処にいるのかな?》
「……。」
聖職者、だんまり。
というか、思ったんだけど。聖職者にも名前があるにも関わらず誰も名前で呼んでくれないとか…。カイワイソ。
《?》
オイ、心読めるんだから答え出てるだろ。分かったらなら☆帰れ☆
「ま、誠に失礼ながらこの場に最高神様がいらっしゃる筈ありません」
そうそう。その通り。最高神様は此処にはいません。
《ん〜、ならねぇ〜…。ハクって子いる?》
オイ、聖職者の話を聞けよ。いないって言ってるだろ。しかも、ピンポイントに名前だしちゃたよ。最高神の名前を躊躇いもなく言っちゃった。しかも、呼び捨てだし。
「残念ながら、そのような人b『俺だ』!?」
ヨシッあのバカは、ちゃんと働いてくれたな。当然だが、これは神にすぐバレるだろう。だが、僕の目的は意識を勇者達に向ける事。それにより、勇者達の中に僕いると考える。しかし、僕は兵士に化けている。当然その場には、いない。
結果、行方知れず。どっかに逃げたで一件落着。完璧だ、完璧過ぎる。何故、僕はここまで天才なのだろうか。
「俺っちがハクだぜっ〜、俺っちになんのようだ〜?」
カイトが俺の身代わりなってくれるんなんて。今回ばかり、感謝するよ。
《ふふふ、君がハク?面白い冗談だねぇ〜。まぁ〜でも、ハクに頼まれているみたいだから仕方ないけどねぇ〜》
「冗談じゃねぇ、俺っちがハクだよ」
《神に嘘吐いても意味ないよ?さっき言わなかったっけ?それに、君もクラスメイト達の顔を見てご覧よ。それだけでも、嘘だって分かるからさ》
「っ……。」
負けるな、カイト〜!自分がハクだと言い切るんだ!
《てか、焼きそばパンで代役を引き受けるとか…バカじゃないの?安っい男》
うわ〜、ひでぇ〜。
「ど、どうしてそれを…。って、あっ!」
うん、言っちゃたね!。まぁ、良いけどね。
《まぁ、そういう事だからね。それで、ハクは何処?》
その言葉で、皆がキョロキョロし始める。どうやら僕を探してるようだ。
「一ついいか、女神様?」
おっ、コウキじゃん。
《何時もだったら、その無礼な態度を見逃すつもりは無いのだけれど。今回は、例外中の例外で特別に見逃してあげる。それで?なにぃかな〜?》
「さっきまで、最高神をを探してたはすだ。何故、そこで影縫が出てくる?」
お前…。バカ?流れ、空気読め!
《えっ?そんなの決まってんじゃん!彼が神々の最高神だからだよ》
「なっ!?、。そんな、はずないだろ!何かの間違えだ!」
《まっ、君が「信じる」か「信じないか」は正直どうでもいいんだよ。僕は、ハクに会えればそれでいい》
それだけ言うと神は、勇者達が居るところへ足を運び…。
《君が、この中の代表者さんだよね?》
声をかけられたのは…。担任だった。
「………。」
まさか、自分に声がかかるとは思ってなかったのだろう。身体が震え始め、終いには足の震えで身体を支える事が出来なくなり。尻もちする始末である。神は顔を担任に近ずける。そして数秒、目をジッと見つめ…口を開く。
《ハクって虐められてたんだぁ…。ヘぇ〜》
その言葉で、場が凍り付く。えっ、何コレ。北極圏ですか?超さむい。こういう時、鈍感な奴が羨ましい。僕は、超敏感。0.001度の温度差でも気付く。
《ねぇ?なんで助けなかったの?》
さっきまで陽気な声だったのが、冷めた声へと変わっている。ヒェ〜コワイヨ〜(棒)
「………。(ガクガク)」
うわ〜、なんか…、ヤヴァイ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………超スカッとすr((殴
《ふ〜ん、虐めてた子の親が、偉い人だっから怖くて何も言えなかったのかぁ〜》
《それで?虐めてた子はだぁ〜れ〜?》
「俺っちと中島っちです…」
諦めた顔をして言う。まっ、当然だな神は心を読める。嘘なんて通じない。今さっき、それを学んだみたいだしね。
《うん、正直な事は良いことだよ。でっ、中島君?って子は〜?》
クラスメイト達を見渡す。そして…
《君かぁ〜、うわぁ〜君の心の腐敗度スゴイねぇ〜》
そう言って指を指す。
《それでさぁ、コウキ君以外は虐めに気が付いていたんだよね?でも何もしなかった…。つまり同罪?って事だよね?》
そう言い終わるとパチンと指を鳴らした。すると大きな大鎌がストンと落ちて来る…。それを、掴むと…
《なので、神罰を与えまぁ〜す。地獄で反省するようにねぇ〜》
言い終わると、また指でパチンと鳴らすと、クラスメイト達の足元が氷りはじめ。膝のあたりで氷るのが止まる。皆んな、悲鳴さえあげれず絶望してるね…。(静かで良いけどね)補足でヘルメスが持ってる大鎌は只の大鎌ではない。神器である。神器の説明もそのうちしようと思う。今は…無理。状況的にアウト。
《コレでよしっと、じゃあ地獄でちゃんと反省するように〜》
と大鎌を構える。大鎌が蒼く光出し光の強さが増していk、って解説してる場合じゃない!何この急展開!?いや、確かにね、クラスメイトに矛先を向けるまではあってる!でも、そっからおかしくない?いや、確かに心の底でざまぁぁぁぁあって叫んだけどさぁ。だけど、何か違う!それにぃー、今ヘルメスがかまそうとしてるのって超ヤヴァイ奴だよ?えっ?どれぐらいヤバいかって?まぁ、この星は大丈夫だと信じてるけど…。星が更地になるのは確定だね。
さて、どうする?どうやって止める?最悪の場合は結界は張れるが正体が即バレだ…。
《いっくょぉ〜》
マズイ、。オイ、コウキよこんな時こそ勇者の…。だめだ、俺以外全員が気絶してる。まぁ、そりゃそうか。大鎌に神力を送って強化してるからその余波で気絶。それに耐えても、強化されている大鎌(神器)からの出る禍々しさで皆んなイチコロ〜だしね。って、まてよ?この中で気絶してないの僕だけ?つ、ま、り、既にバレてる?マジか、あはははははは.....orz
なら、もういいか。結界を張って終わり(二重の意味で)