クラス会議するみたいあとステータスの見せ合い
「みんな、取り敢えず無事か?」
とコウキが尋ねる。
「みんな全員いるですの」
担任も返事する。
コ「そうか、良かった。それで、みんなはどう思う?」
切り替えはぇよー。てか、やる気満々なんだな。
勇者を…。まぁ、偽善者のコウキには似合ってるかもね。
先生「その前に、一つ疑問がありますの、此処は地球なのですの?」
お前、何処行ってもバカなんだね…(哀れ目
そして、空気よめよ!
生徒A「なんか、ラノベで読んだような展開だね」
姫「あの〜、」
クラス全員「………。」
姫「一応説明はしますが、この世界は、貴方がたが住んでいた世界とは全く違います。なので、その地球とは全く別かと…」
姫様乙、
当然、それを聞いて絶句するもの。チート勇者でヒャッハー出来ると思ってるもの。クラスの半々くらい。そして絶句した者の中には、当然だが泣き出すものが出でくる。だが、僕は知っている。皆は、知っているだろうかこの流れを打破してくれる救いの救世主を…
コ「みんな落ちつくんだ、冷静なって考えるんだ、此処で泣き喚いていても仕方がない」
コ「こいう時こそ、強い心を持たなきゃダメなんだ」
女子生徒A「そうだね。こうき君」
女子生徒B「ありどう、こうき、君は優しいなぁ」
なにこれ、バカだろ、てか泣いてた奴、絶対嘘泣きだろ!てか、心変わりするの早すぎなんだよ。そんでもって、顔を赤くするなっ。
なんでだよ。俺にくれよ。そのモテパワーを。あんな、狂女神になんかにモテたくねぇし。僕は普通の女の子にモテたいんだよ。なあ、コウキよ。そのモテパワーを俺にも一つ分けてくれよ(涙
ゲフン、ゲフッン、ゲッフッンッ。(咳
少し、取り乱したようだ。
でも、いるだろ救世主(仮)が。僕はムカつく以外なかったけど。
コ「質問いいかな姫様?」
姫「は、はい。なんでしょう?」
あ、姫様の顔が赤くなった…。ワー、コウキガモテモテダァー。ヤバい、グーの拳から自然と中指が…。
コ「何故、僕達が勇者に選ばれたか?って事と元の世界には戻れるのか?を教えてもらえるかな?」
何が、僕達だよ。僕と被ってんじゃん。普段は俺って言ってるくせに…。ちぇ。
まっ、僕も本来の姿なら一人称は俺かな。まっ、この事については、後ほどで。
姫「分かりました。召喚陣には、ステータスが高い人々が召喚出来るようなっています。そして、元の世界への帰還ですが問題ありません。ですが帰還陣は魔人が有しており…」
ダウト〜、またまたダウト。ステータスが高いは合ってるけど帰還する方法があるっていうのは嘘だね。
コ「つまり魔人を倒して世界を救えばおのずと帰れるという訳ですね?」
姫「は、はい…。」
あっ、また信じちゃたよこの人…。ダメだこりゃ。既に勇者気分に浸ってるんだろうね。うわ〜。
コ「で、気になったんだけど、ステータスって何?」
姫「申し訳ありません。説明不足でした。ステータスとは、この世界をいわば自分達を数値化したものです」
コ「えっと、その、すてーたす?ってどうやったら分かるの」
うわー、マジで白々しいは〜。ゲームとかで絶対、知ってるくせにね。
姫「簡単です、ステータスと唱えれば」
でもステータスかぁ、ワクワクがとまらないね。
1人がステータスと呟く。すると一斉に、みんなが呟きはじめる。なんかシュールな光景だね。といいつ僕も。
status…_____________________________
Name 僕の愛しのハクア様
Age 僕は歳なんて気にしないよ、大切なのは愛する心なんだからね
Attack ハクアは何がなんでも僕が、守るから心配しなくていいよ
Defense 大丈夫だよ、ずっと僕が側にいるから
Tittle
元最高神からの祝福
女神達からの祝福
天使達からの祝福
最高神の権限
全ての女神達から溺愛される者(最高神)
全ての天使達から溺愛される者(最高神)
狂愛の女神達から愛される者(最高神)
狂愛の天使達から愛される者(最高神)
女神達を愛で狂わす者(最高神)
天使達を愛で狂わす者(最高神)
全ての世界での覇者(最高神)
神々を圧倒する者(最高神)
神々を殺した者(最高神)
妖怪を統べる者
神の枠を超越した者(最高神)
妖の枠を超越した者
無双する者(最高神)
双剣で全てを破滅させる者(最高神)
神々を嘲笑う者(最高神)
惑わす者
狂わす者
魅せる者
化ける者
逃げる者(最高神)
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………………。ナニコレ?称号はまだ!まだいいとして…。「側にいるから」。とナニソレ、コワイ。なんかのホラーですか?
白「ステータス見せ合いしてなくね?」
作「あっ!」