倒れた最高神。KYな神。 【ヘル視点】
「ご、ご主人!!、」
契約の力で、聞こえたご主人の声は虫の息に近かった。直ぐさま起きる。何が、起こったのか?分からないままご主人に目を向け…えっ!!。目に映ったのは、ご主人が「ふらっ」とよろめき倒れていく光景だった。いきなりの事で頭の中が真っ白になっていく。だが、それと同時にご主人が怪我しない為にご主人が倒れるであろう場所に…巨大ベットを瞬時に作る。ウチの思考回路は複数あるからこそ出来た。今まで、複数考回路で助けられ感謝してきだが今日ほど感謝した事はないだろうな。
ご主人が、クッションへと倒れる。ウチは、それと同時に誰よりも早くご主人の下へ向かい容態を確認する。
…………………………。………。…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。
な、な何だよコレ…ひ酷過ぎる。最悪ってもんじゃないじゃないか。普通なら痛みでショック死だ。しかし、神は死なない。詰まり、生き地獄だ。
あの時…自分に契約の念話を送った時の事を思い出す。ご主人は念話を送った。それが、どれだけ必死で…。どれだけの痛みに耐えつつ送ったのかが分かる。よく、念話で言葉を…。
しかし、何故だ?ご主人は、普通なら病気などしない。だが、精神が弱くなると病気にかかりやすくなったりするが…。短時間で病気にかかるはz………………………………………………………。
クッ。クソッ!そもそも病気じゃなかった。過度のストレスだ。ご主人は、過度なストレスや不安など(マイナス思考気味)になると病気的な症状を起こす。そもそも、ご主人の場合はストレス系で症状を起こすことが多いと分かっていたのに。また、あの時と同じ様に…。クソッ、自分の馬鹿さ加減に腹が立つ。これで、2回目…。ちく…しょう。
「ヘル‼︎。寝てる娘を起こして宿の場所を聞き出せ。そんで、宿を取って来てくれ!」
「え、?でもハクは?」
「ウチがみる。だから早く」
「僕が、看病したい〜〜」
「こんな時に、ふざけてる場合かっ‼︎」
ご主人が、こんな時にぃぃぃ。
「……は、はい」
ヘルが、サーリアナを起こし宿を聞きいてる間…。
「お前らも、見てる暇あるなら何かしろよ!!」
「う、うん」
「(こくり」
ご主人…。顔は険しく「ゼーハァ、ゼーハァ」してるいる虫の息だ。
「宿の場所、分かったよ!」
「なら、案内してくれ。もう、ご主人を連れて直行する」
「わ。わかったよ。」
ご主人を背中でおぶりながらヘルの案内で宿に着く。時間的に女将との交渉。結果、残ってるい部屋に泊めてもらうことが出来た。ウチとご主人が同じ部屋である。
部屋は、凄く綺麗だった。が、そんな事は如何でもいい。ベットにご主人を寝かせる。そして、精神操作でご主人の精神を強化する。正直、この方法はその場凌ぎにしか過ぎない。不安やストレスが取れる訳ではないのだ。邪気で、おけやタオルを作る。おけに水、氷を入れる。そして、おけの水が冷えてきたらタオルを浸して絞る。絞り終わったタオル(冷)をご主人の額にあてる。
精神強化してから数分後…顔色が少し良くなる。このタイミングで、服を脱がしタオルでご主人の身体の汗を拭き取る(それ以外にも、色々したが…)。ホント色々と…ご馳走さまだったぜご主人((殴
汗を拭き取った後、新しくタオルを作りタオル(冷)にした後ご主人の頭にのせる。それを繰り返しているとウチもいつの間にか寝てしまった…