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お着替えタイム〜。気が効く手紙

さて?何しようか?

そんな、考えが脳裏をよぎる。

今、オレ達はアルトラリウスの城下町に来ている。てか、城から出てすぐである。当然か。門番達は、コウキのステータスを見せ事情を説明する。(内容はある程度濁したが…)コウキがステータスで勇者だと知るとすんなり聞き入れ、退いてくれた。勇者って便利〜。


「はぁー、ホント何すっかぁなぁ〜?」

と俺は呟いた。で、二人の返事は…


「それなら、何処か寄らない?私、食べ物やドリンク系を飲食がある店把握してるし?」

えっ、どうやって?君?此処初めてだよね?一体、そんな情報どこから?女子のグルメ情報パナい。


「コウキ君の意見に、僕も一票」


以外である。まさか、二人が同じ意見を…。しかも、ヘルメスがコウキの意見に賛同するなんて…!事件だ。これは、事件である。


「そんなに不自然?」


「あぁ、コウキに賛同するなんて思わなくてな…」


「さっき、ヘルさんと話していたらね…」


「コウキ君と話しが盛り上がったんだよ」

そんで意気投合ですか…。


「で?その話しの内容は?」


「「乙女の秘密」」


「……。」


うさんくせぇ、しかも、〔ヘルさん〕とか…。敬ってるよ。まさかだよ。それに打ち解けるの早くね。女性って何故か打ち解けるのが早いよね?逆もあるけど。


「そんで、金あんの?」

世の中で、何かするにもやっぱりお金だね。お金は重要、お金は重要。大事なことなn(ry


「あ、大丈夫だよ。王白金貨100枚あるし…」

なんか、すっげ〜。この世界の貨幣価値分からないけど何となく凄そう。


「ほ、本当ですか?それって…、何処から…」


「なぁ、コウキはこの世界の貨幣価値を分かるのか?」


「ええ、お姫様との会話の中で…。でも、その後皆んなに伝えたはずなんだけど…聞いてなかったの?」


「うん。全く!聞く耳すら持たなかったよ」


「「………。」」


何か?それと、何でジド目で俺を見るの?何か俺しでかした。あぁ、分かったよ。自力で思い出すよ。えっーと、確か…あっ。思い出した。

(言い忘れてたけど一度聞いた事は絶対に忘れない神様能力ですよ。いいでしょ?これで、テストも無双だね。)


「銅貨は十。銀貨は百。金貨は一万。白銀貨は十万。白金貨が百万。王銀貨が一千万。王白金貨が一億。だっよな?」

ってあれ?王白金貨百枚あるってヘルメスが言ったけど…。百億!?マジで…!ヤヴァくね?


でもさ…アレじゃね。そんな貨幣なんて…。


「ようやく、お気づきになられた様で…。なので王白金貨が使える店など…」


「ないよな。詰まり、超金持ちなのに、無一文に等しいと…」


「あっ、…。僕とした事がぁぁぁ〜ohー…。」

やはり、此奴は残念キャラだった。だが、お金の気遣いは出来ている。それが、せめてもの救いだな。


「これじゃぁ、何も出来ねぇな。取り敢えず、両替出来るとこ探すか…」


「じゃ、影縫くんのお着替えタイムという事で…。他の事は、その後で考えよっ」


「だねぇ〜、僕もそっちに一票」


はい?お着替え?WATS?って、あっ!ヘルメス邪神ネビウスの二人からのプレゼントか…。


「いや、でも着替える所ないだろ」


「私は、此処で着替えて貰って別に気にしないよ」


「僕も同じく」


前達おまえらアホか?俺がに気にするんだよ。


「ふ、ざ、け、ん、な」


「「えぇ〜〜〜。」」


『えぇ〜』じゃねぇよ。それに、何を期待してんだよお前達?俺の着替えを見てて楽しいか?それに、普通立場逆だろ?


「しゃぁない、空間を作ってそこで着替えるか」


「「チッ、」」

なぁ?俺が間違ってんのか?そうなのか?本当にそうなのか?そうだな、きっと俺が間違ってるんだろうな。彼女達の中では…。


さっさと着替える為にも空間をっとな。此処で気を付ける事が一つ。俺以外に入って来れない様にする事。念の為。


さて、空間は出来たし。入りますか。指を鳴らす。地面に円が出来て、その円に落ちる。そして、俺が作った空間へ。補足、指を鳴らす事に意味は無い。単に鳴らした方がカッコイイと思っただけだ。

俺の作った空間は、部屋に近い。ベット、机、洗面所、タンス。まぁ、普通の部屋だ。洗面所がある以外はな。さて、着替えるか…。


10分後…。


よし、着替えは終わった。うん。着心地いい。てか、最高。それに、軽い。上着の左ポケットに手を入れる。うん、ポケットのサイズも俺好みd…。ポケットに何か入ってるな…。 取り出してみる…。折り鶴?いやこれは、手紙だな。邪神ネビウスからの手紙だ。 えっ?なんで分かるかって?

邪神ネビウスの手紙には遊び心がある。折り紙を折る様に。鶴を解体し開く…





____________________________________

ご主人へ


『元気か?ネビウスちゃんだぜ。

これが、読まれてるって事はプレゼントが届いてるはすだな。プレゼント気にって貰えたか?手造りなんだぜ、驚いたろ?

それと、右手のポケットに必要そうな物入れといたぜ。確認しといてくれ。もし何か、あったら遠慮なく使ってくれ。お金も入れとくから。

ズボンの右ポケットにドリンク。ズボンの左ポケットには、「禁書グリモア」を入れといた。 ドリンクは早めに飲んてくれよな。』



いつも、ご主人のお側で…。ネビより、____________________________________




邪神ネビウスよ、お前は本当に気が効くな…。誰かさんより、よっぽどな。

それと、そろそろ此処を出ますか…。二十分ぐらい、此処にいるしな。







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