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旅行計画1

初めての投稿

生暖かい目で見てくれるとありがたいです


アドバイスとかもお願いします

九州某県幾市長瀬町

俺、朝倉啓(あさくら けい)は高校二年という進学や就職を決める大事な時期にパソコンとにらめっこをしていた


内容が二十年前の都市開発の際水の確保のため九州の都市近くにある山の中にダムに沈んだ村だ

旧道を外れ獣道を進み丘の上からそのダムを見下ろすと

村の面影など何もなくそこには澄んだ湖が広がっているらしい


噂によると

深夜二時にその湖の近くにある祠の後ろにある獣道を進むとダムに沈んだ町にいける

ほかにも

夜中に湖にあるベンチで座っているとどこからか

子守唄が聞こえてきて、聞こえる方に歩いていくと

今は無き村に着くんだとか

一番非現実的なのは

八月にその村にたどり着くと

鬼に追われるらしい

無事に村から出れると願いが一つ叶うんだとか


どれもありきたりでよくある都市伝説だ




「・・・つまらない、来年には大学受験だってのに俺は何してんだよ」

俺はパソコンを閉じて天井を見上げる

蛍光灯の光がやけに眩しい

外ではセミの鳴き声とグラウンドで走っている人サッカー部の掛け声が響いてる


俺は夏休み前特有のソワソワする時期に同じ高校に通う双子の妹が作ったオカルト研究部の夏合宿先を探していた


オカ研部は五人と小さく趣味程度のどこにでもあるものだ

そう、妹の無茶ぶりさえなければ・・・


俺の妹

朝倉澪(あさくら みお)は大のオカルト好きで暇があればネットでその手のネタを探してる変わり種だ

そして、今はまだ部室に来ていないが三人のオカルト好きと色々やらかしている

そのオカルト好きたちの歯止め役が俺なのだが・・


「なー澪やっぱり合宿やめて近場の散策しないか?」

「啓兄何言ってんの、今年の合宿は啓兄が決めるって言ったじゃない、それに近場は全部行ったでしょ」

「まーそうだけど、んじゃ今年は海にして泳ぎに行かないか?」

「いやよ、そんなありきたりでつまらないとこ行くより、心霊スポットに行く方が有意義だわ」


うん、見事に説得失敗だ

今は部室に二人だから説得のチャンスだと思ったんだけど・・


毎度の事ながら色気がないというか、一般的な行楽に興味がないのだろうか・・・


「澪は海とかバーベキューとか興味ないのか?せっかくの夏だぜ?」

「夏だからこその怪談よ、他に候補がないなら私が決めるわよ」


・・・仕方なく俺はパソコンとにらめっこすることに


近場で行ってない場所は確かにない、けど遠出するにも部費ではたぶんきつい

手ごろなのは

隣の県にあるダムに沈んだ村かその隣の県の夜景の綺麗な山もちろん曰く付

海では海難法師なんてネタのある場所もあったはずだ


夜景の綺麗な山は確か深夜に走り屋がレースをしている時もあるらしいからパスだな

海難法師は見たら死ぬとか、でもその前にあれは季節ものだし場所が断崖絶壁の所にある鳥居をくぐって端を渡った島だ

残るは隣の県のダムに沈んだ村、無くなったはずの村に行けるなんてことは現実的にありえない


どれも眉唾ものだが最初の二つは土地柄危ない、安全性で言うとダムか・・


「なあ澪これなんかどうだ?」

そういって澪に俺は自分のパソコンの画面を見せた。


「んー上鳴峠の先の奴か・・・面白そうだけど、いつも反対してるのにこういう場所に行っていいの?」

「まあ、今回だけは特別に・・って地名書いてないのによくわかったな」

「うん、まあね」

妹は満面の笑みを浮かべながら腰に手を当てて凄いでしょとでも言いたげにアピールしている。


「ほんと凄いな、んでどうする?」

「そんなの行くに決まってんじゃん」

「分かった、日取りは皆が来てから決めるとして・・」


問題は安全性だがで下見しておけば問題ないだろう

旅費は少し頭が痛いが・・

澪に勝手をされるよりましか。


「皆遅いな?いつもなら来ててもおかしくない時間なんだけど」

背もたれに体重を任せて上を見上げると俺を上から見下げている宗司と目が合った


「オワッ・・」

ガタン


俺は驚いて尻餅をついてしまった


うん、ちょっとした殺意が芽生えた


「お前来てるなら脅かす前に言えよ、心臓に悪いだろうが」

そういって山代宗司(やましろ そうじ)を睨み付ける


「ごめん、そこまで驚くと思わなかったからさぁ~」

「せめて、気配消すのはやめろ」

「うーん、考えとくよぉ~」


気配を消すなとは言ったこいつのは体質的なのか

極端に影が薄く背もそこそこ小さいので気づきにくい


そんな事を思っていると部室のドアが豪快に開いた


そこに立っていた少女は澪と幼馴染であり、澪のオカルトの師匠であり一学年上の先輩で割かし美人だがオカルトの事ばかり話している

残念美人の横井桜(よこい さくら)とその後ろに隠れるように

人見知りの激しく怖い物が嫌いな見た目は・・髪で顔が隠れているので分からない横山文香(よこやま あやか)が居た


「お疲れさん・・ってもう皆来てたんか早いな」

「んなの、サク姉が遅いだけじゃん」

「気にすんなって」

サク姉は笑いながら椅子に腰かける

「・・お、お疲れ様です」

「あやちゃんおっつー」

澪が立ち上がりあやの手を引いてサク姉の隣に座る


これでオカ研のメンバーは全員揃った


データ


朝倉啓(あさくら けい)

17歳

趣味;バイク・昼寝

特技;運動全般・空手

オカ研・副部長

案外ビビりのどこにでもいる

妹が心配で仕方ない優しいお兄ちゃん


朝倉澪(あさくら みお)

17歳

趣味;曰く付の廃墟の探索・読書・心霊関係

特技;料理・格闘技


オカ研・部長、怪談話が好物、身を守る為と兄に言われ空手を最近までやっていた

素手で軽い岩なら割れるほどの腕前、しかし兄には何度挑んでも勝てたことがない


山代宗司(やましろ そうじ)

17歳

趣味;ドッキリ・心霊スポット巡り

特技;気配を消すこと


よく特技を生かして人を脅かしたり

心霊スポットにたむろっている不良に見つからずにスッポトを楽しんだり

している


横井桜(よこい さくら)

18歳

趣味;オカルト全般

特技;運動・勉学・音楽

何でもある程度こなすマイペース御姉さん

顔もよくスタイルもいいが何かと残念な御姉さん

よくオカルト話をしていたとか心霊スポットにいたと聞くが

恋バナ等は全く耳に入らないある意味将来が心配で残念人


横山文香(よこやま あやか)

17歳

趣味;音楽・読書

特技;占い


人見知りで怖いのが苦手な女の子

占いが得意という理由で桜が入部させた

基本的に澪か桜と行動している


意外だが髪を結ぶと童顔美人



なんというか

主人公の設定が薄い...


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