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告白編:好きだから、キスしたんだ



告白編:好きだから、キスしたんだ


 



 



 



 



 


バチンッ!


光がはじけ、夢音の体が一瞬だけ光に包まれる。


 


クラリッサ「――っ!」


 


夢音「う、うわぁあああ!?」


 


シュウウウ……!


夢音の体が男に戻っていく。

華奢な胸元が筋肉に変わり、声は低く、顔立ちも少しキリッとした男前に。


 


クラリッサ「っ……ああっ、そ、そうだったあああああああぁぁぁっっっ!!」


 


夢音(♂)「……え? クラリッサさん?」


 


クラリッサ、両手で顔を覆い、真っ赤になって叫ぶ。


 


クラリッサ「わ、わ、忘れてたっ……! “好きな人とキスしたら、性別反転する”ってっ……!!」


 


夢音「……………………はっ⁉」


 


一瞬の静寂のあと――

夢音、顔を真っ赤にして、けれど真剣な声で叫ぶ。


 


夢音「なぁあああああああああっ!!」


クラリッサ「ひぃっ⁉」


夢音「オレ、好きな人としかキスはしねぇからァァァァァッ!!(ドンッ)」


 


クラリッサ「………………~~~~っっっっ!!!(赤面MAX)」


 



森に響く絶叫と乙女の悲鳴。


だが、確かにふたりの想いは伝わった。

そして、ふたりは恋を知った。


性別の境界線を越えても、想いは変わらない。


――そう、これは“好きだからこそ起こった奇跡”。


 






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