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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

がんばれサイトウ

がんばれサイトウ

作者: ぺんとまん


俺はスコール真っ只中のハワイにはるばるやってきてやっとハンバーガーが食べれると思っていたのに、すげーたのしみにしてたのに。気づいたら俺はめちゃ高そうなジュエリーショップに導かれていた。キレーな姉ちゃんに瞬く間に導かれ大きな広間に案内された。そこで俺の父親にたかる外人の女のきたねーケツを見ていた。この外人は俺の父親の再婚した女である。俺は訳も聞かされずこの二人にハワイに連れてこられたのだ。ハンバーガーが食いたくて仕方ないのに父親は何を考えているのか、そう思った時どうやら綺麗な指輪を父親が手に取ったみたいだ。買うのか。いや、サイトウ家の父親にそんな金があるとは思えない。つかあの外人名前わかんないけど、なんか嬉しそうだ。父親がポケットに手を突っ込んだところで俺は親父の手をポケットから出るのを阻止しようとした。しかし、外人の手が俺を塞いだ。近くでこの女の顔を見たのは初めてだった。鼻くそならまだ許せるが鼻毛が元気良く飛び出している。親父よ。この女に宝石を買う価値はない。気づいてくれ。俺は本気の眼差しをクソ親父に向けた。しかし親父の手はポケットからすでにでてしまっていた。親父は千円を握りしめていた。千と書いてあるから千円をだしたみたいだ。親父を見る店員の目と外人の視線は凍りついていた。俺は外人の視線が凍りついているうちに親父の財布を取り上げた。よく聞けクソ親父この女は鼻毛のイキが良すぎる。こいつにはアメ横のジュエリーで十分だ。親父はまだ千円で買えないことに気づいていないようだ。外人が英語でなんか親父に言ってる。俺は英語は全くわからないが大体のフィーリングで感じ取れる。まあ外人の言いたいことはお金の価値を一から説明しているのだろう。全くしっかりしてくれ。

親父は納得した表情で靴下の中から一万円を取り出した。どうやらお金の説明が足りていないようだ。外人が親父の自慢のハゲ頭をひっぱたいた。親父は脆く、倒れ込んだ。普通は頭を抑える所をケツを抑えている。そのまま親父に外人がマウント取って右ぱんち・右ひじ・左ひじ・左の裏拳のコンボ攻撃を浴びせていた。これはなかなか面白い映像だった。俺はあまりの面白さに気づかなかったが親父はひたすら地面をタップしていた。外人の気が済んだのかコンボ攻撃は終わった。親父が鼻水を垂らしながら財布をこいつらに渡せと言った。こう言う時こそ俺様サイトウサトシの出番だ。俺はそう思った。俺は財布の中身をまず確認した。財布の中には2000円といつ撮ったかわからない古い写真があった。俺はすぐさま諦めて逃げる方法を考えることにした。まずはこのクソ親父を外人から救出する。そのために何か使えるものを探した。すると奇跡が起こった。一本のニュースが流れた。ジュエリーショップをハイジャックしたと言う内容だった。銃声が突然なり、一人の大男。間違いない。あれはタケシだ。外人がキタねーケツを振り回しながら逃げた。今だ。親父を抱きかかえて逃げた。親父は全力でケツを抑えているため何倍の重さに感じた俺は親父が重すぎて持つのを諦めて逃げた。逃げながら親父を見ると頭から落ちているのにケツを抑えていた。俺は天高々と両手を上げながら親父を見ていた。親父はケツを抑えながら手のひらを目一杯開いて敵意がないことを証明しようとしているようだった。するとタケシは確保しろ。と合図をした瞬間に何十人がきたねーケツの外人を囲んだ。そして無事に確保された様子だった。タケシと外人のサトシ(別の回みてください)が出てきて、無事でよかったよ。ミスターサイトウ。と親父に話しかけていた。親父はケツを抑えながらトイレットペーパープリーズと言った。あとで聞いた話によると、このテロ組織のボスにジュエリーをたかった女をこのテロ組織は探していたらしい。その時うちの親父とその女が結婚したのを組織の誰かが聞きつけ親父に金を渡すからそいつをハワイに連れてきてくれと約束をしたということだったらしい。親父は地面をケツで抑えるようにゆっくりトイレに向かっていった。何やら一件落着という所なのかと思っていた矢先に警察らしき精悍な顔つきのぽっちゃりさんが数人出てきた。そこにいたタケシとサトシはあっさり捕まった。このぽっちゃりさんは知らない間に数倍にも膨れ上がっていて奴らは俺にまで手錠をかけてきた。なぜか知らないが親父は両手両足を手錠にかけられてハンカチを口に咬ませられていた。俺は犯罪者じゃない。なんで手錠をかけるのか。英語で伝えなければと思って知ってる英語を投げかけた。「エクスキューズミー。」

ぽっちゃりしたおっさんがニコッと笑った。俺はフィーリングでなんとかなると思っていた。ぽっちゃりさんに顔面を思いっきり踏まれた。俺はびっくりしてうんこを漏らしていた。遠くにきたねーケツの女がみねふじこばりにヘリコプターに乗っているのが見えた。

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