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ゴリラの日常  作者: つっぽん
5/5

貼り紙

話忘れてた。

俺はゴリラの剛 


今日もニコニコ動物園が開園だ。 


今年の干支は酉だ。


猿の時代はもう終わってしまったのだ···········。


しかし、俺はまだ諦めない!!


毎日ドラミングをして、客を集めるのだ!!


···········数時間後。


客は一人も来ない。


なぜ、誰も来ないんだ。


横に何か貼り紙が貼ってあった。


何が書いて有るのかと読んでみれば···········


「ゴリラ危険」と書いてあるのだ。


客が来ない理由が分かった。 


しかし、誰がこんなことをしたんだろう?


こんなことをするやつは一人しかいない·········新人の飼育員だ!!


そしてこの日から俺は新人飼育員の行動を観察することにした。


観察できるタイミングは4回ある。


朝·昼·晩の餌の時間と掃除の時間だ。


そろそろ昼の餌の時間だ。


新人飼育員がそろそろ来る。


おっ、来た。


そして俺はじーーーーーっと新人飼育員を見ていた。


すると!!


新人飼育員が口を開いた。


「じろじろ見てんじゃねぇーよ。くそゴリラ早く飯食え!!」と言いながら出ていってしまった。


そんなに俺に見られるのが嫌なのかと少し俺は悲しい気持ちになってしまった。


その後も特に変わったような行動は見られずに1日が終わってしまった。


その次の日のことだ!!


貼り紙がなくなっていた。


何故なんだと考えていたら······近くから話し声が聞こえた。


この声は園長と新人の飼育員だった。


「最近、ゴリラが怖いという苦情の電話がすごくてねぇ。」


「あ、そうなんですかぁ。」


「けど、ゴリラ館の来客者が減ってしまうから貼り紙外すことにしたよ。」


「はい、わかりました。」


あぁーーーーー助かったぁー。


しかし、園長の前では新人の飼育員めっちゃ態度がいいんだな。



·············数時間後


しかし、客は少ない。


来ても5、6人だ。


俺は悔しくて激しいドラミングをした。


「ドコッドコドコドコッ!!」


音は鳴り響き益々客は減る一方だった········
















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