ポスター
カオス
俺はゴリラの剛だ!!
今日は、ニコニコ動物園限定ポスターを作るために12匹の動物の写真を撮るらしい・・・
なんとそれに!!俺が選ばれたのだ!!
なぜ、そんなことを知っているかと言うと・・・・・
特殊能力人間の話を聞くで、ベテラン飼育員が新人の飼育員に「ポスター用にゴリラの写真撮るからあなたにまかせるわ」といっていた。
この話を聞く限り誰が写真を撮るのかと言うと新人の飼育員これは結構やばい。
まあ、ポスターに俺の最高の写真が載ると思えばそれ以上のことはないのだが・・・・
あの新人の飼育員は何をするかわからない。
少し不安だが良しとしよう。
「ウホッ」そんな話をしてる場合ではない。
こんな汚い部屋を掃除しなくては、客からのイメージダウンだ。
しかし、俺は掃除が嫌いなのでここは飼育員に任せよう。
飼育員がやってきた!!ここで勝負が決まる。
新入り飼育員だった場合・・・・・・・・適当にやって終わる。
ベテラン飼育員だった場合・・・・・・・きれいに掃除してくれる。
さあ、どちらだ
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーなんと今日はベテラン飼育員。
なんて運がいいんだ。
30分後…瞬く間に部屋はきれいになった。
何といえば言えばいいんだ…この気持ち!!さっぱり??
よくわからないがとにかく最高の気分だ。
あとはきれいに写真を撮るだけ。
写真を撮る人は誰だろう?まあ当然プロのカメラマンだろう。
ゾクゾク…誰が来る…誰が来る!!
「グホ」まさかあいつとは思わなかった。
ゴリラ館最高責任者・・・タナカさん
なぜこの人なんだ・・普段は姿を現さないのに!!
まあいい写真撮るのがうまいのならば・・・・・
こ、これは最高級の一眼レフカメラ!!やばすぎる何者だこいつ!
(タナカさんですw)
そうか、わかったぞ。
これは、ゴリオタだ!!(ゴリオタ=ごりらのおたく)
まさか、こんなにいい趣味をお持ちだとは・・流石最高責任者だけある。
一眼レフカメラを構えるタナカさん・・俺はかっこよくポーズを決める。
無事、写真を撮り終わった。
めでたし、めでたし!!では終わらなかった。
このことは剛も知らない。
この後悲劇が起きるのだ!!
まあ、12匹の動物の写真の出来具合を見ているのだが、特に問題はなさそう。
しかし、ゴリラの写真を見た園長は腰が引いた。
なぜかというと、インパクトが強すぎる。
これでは、子供が見たら泣いてしまうという事なので、急いでニホンザルの写真に取り換えた。
ゴリラ館最高責任者のタナカさんはがっくりしていた。
タナカさんがゴリラ館を通り過ぎた。
タナカさんの顔はひどく悲しそうな顔だった・・・。
なんで悲しそうなのかも知らない俺は、別に大したことはないだろうと思い
、今日あったこと(・∀・)ニヤニヤ思い浮かべながら過ごしていたのだった。
カオス