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ゴリラの日常  作者: つっぽん
3/5

お正月

傑作

な、ななななんと!!


今年の干支はサルである!!!


なんだかよくわからないが燃えてきたゴリラの剛。


それはなぜかと言うと・・・・


最高級のバナナがもらえるからである。


それで今日という日を待ち望んでいたのである。


しかし、この動物園にはライバルがいるのだ。


ニホンザルだ!!!


あのニホンザルは、冬には温泉に入り、そして最高級バナナまで奪い取ってやるという信念があるのだ。


負けるわけにはいかないゴリラの剛。


頑張って新入りの飼育員にアピールする。


「ウホッウホウホ」


これを聞いた飼育員は、立ち止った。


そしてこういった。


「うるせぇーんだよ。いい加減にしろよ!てめぇーのためにこの正月に部屋の掃除してやってんだよ。有りがたく思えよ。このくそゴリラ!!!」


この瞬間、気絶してしまった。


何時間気絶していただろうか。


もう外は暗い。


そして、部屋の中をうろうろしていたゴリラの剛。


その暗い部屋の中一つ輝いてるものを見つけてしまった。


それは、フルーツバスケットだったのだ!!


バスケットの中には、たくさんのフルーツがあったのだ。


俺は見つけてしまった・・・・輝いてる黄色い棒を・・・・・・


最高級バナナだ!


腹が減っていたので、俺はかぶりついて食った。


実は、気絶して昼ご飯を食べていないのだ。


なんで、こんなに豪華な食べ物があったのかと言うと・・・


今日のご飯だけ園長からのスペシャルな食べ物だったのだ。


しかし、とても量が多い。


まさかの、新入り飼育員からのフルーツもそこに入っていたからである。


多分、気絶した俺のことを気遣っていてくれていたのだろう。


俺はうれしくて叫んだ。


「ウホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ」


そのあと、あまりのうるささにベテラン飼育員におこられたのだった。












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