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願1
朝起きると。
全裸になっていた。
起きあがり、ベッドの横を見る。
誰もいない。
「女の子がいないか、ちょっと期待したんだがな……」
立ち上がり、タンスの引き出しを開ける。
「服がない……下着もないぞ」
全部洗っちまったのか??
トントン!
突如ノック。
「入っていいー?」
幼馴染の明日架の声だ。
「ちょっと待て!」
言うもそのまま入ってくる。
「日曜だからって、ぼーっとして……
夜の七夕祭りにはちゃんと来てよね!」
棒立ちになっている俺。
明日架は言い置いて部屋を出ていった。
フ○チンの俺を見て全く動揺していない。
それどころか……明日架もフ○マンだった。
「何が起きているんだ……??」
俺のブツも棒立ちになっていた。