時間とは?
遮光カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。
私は「う〜ん」とハイトーンの声を喉の奥から絞り出し両手を万歳し、身体を布団の上でくねらせた。
なんでもう朝なの?
さっき寝たばっかじゃん!
時計を見ると8時を指していた。
今日は月曜だ。
えぇっと、確か、一時間目の授業が8時45分からだからまだ寝れるってそんなバナナ。
ってなんちゃって!
もう2時間目の授業からでいいや!
んじゃね〜!
お、や、す、み!
私はこの日結局、昼休みから登校した。
担任には失笑され、友達には嘲笑された。
しかし私は生きている。
遅刻?
時間っていうのは誰かに押し付けられるものじゃないんだよってさ!!
バイバーイ!