書けないぞー
初めて小説を書いたとき、とても緊張した。
投稿ボタンを押す指が、腕が、胸が、全身が、座布団をつたって畳がガクガク震えたのだ。
その後の数ヶ月は、とても楽しかった。脳に溜め込んだ妄想と、新たに湧き出すアイディアを、吐き出すようにただ、無遠慮に、書き殴るのだ。
「おれ、この執筆が終わった、小説家になるんだ」
半年が過ぎると、勢いが衰えてくる。
7ヶ月、8ヶ月、、、徐々に書けなくなった。アイディアのストックがどんどん減るのだ、吐き出す圧力がどんどん小さくなる。
また、文章の良し悪しも気になる。推敲や書き直しで、テンポが著しく悪化した。
一日で1話を書けていたのが、10日や20日に伸びていく。
さあ大変だ!
書けないぞ!
キャー
◯自宅・和室
黄緑の部屋の、真ん中で、
解剖カエルみたいな人が、
あおむけで、
ごみ「ウガー!」
手足をジタバタ、
ごろごろローリング
PCつかんで頭ブンブンして、
叩きつけようとして、やっぱやめた
▼▼▼▼▼▼▼▼
こうして奴は、旅に出た。
文章探しの旅に出た。筋トレしながら
…
…
……
はい戻りました。
目次
1話:書けないぞー 〜今読んでるの〜
2話:インプット 〜映画鑑賞〜
3話:アウトプット 〜自動記述〜
4話:台本形式 〜4つの動作〜
5話:ストーリー 〜テンプレ〜
6話:推敲 〜リズム〜
7話:あとがき 〜何か書く〜
この小説では、全7話にわたって、
私の勉強の成果を好き勝手に語るものとなります。
2話ではアイディア吸収法
3話ではアイディア強制排出法
あとは適当です。
うふふ うふふ♪
次回をお楽しみに。