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電信柱の一時  作者: シグルド
3/3

電信柱の一時3

ある道に立てられた、電信柱。


━━━━━━━━━━


5話:台風


「風キツイな…。」


朝から台風の影響で雨と強風が吹いている。


「わっ!何、何!?」


ビューンと風に飛ばされたゴミ袋が顔に張り付く。


「電線に当たったら危ないじゃん!」


また強い風が吹き、ゴミ袋はどこかに飛んでいった…。


「歩き辛いよ…。」


クーンとイヌが歩いている。


「歩き辛そうだなぁ。」


イヌがゴミ箱の裏で伏せる。

すると、猛烈な風が吹く。


「わっ!?」


風で引っ張られた電線が切れる…。


「あちゃー…。」


━━━━━━━━━━


6話:台風の後


次の日、雲一つ無い快晴。

しかし町は…。


「あらら…。」


家や店が、無惨にも壊れ、人々が落胆しながらも、瓦礫を片付けている。


「酷いものだニャー…。」


ネコは瓦礫の中、通りすぎていく。

暫くすると、黄色いトラックが走ってきて、目の前に止まる。


「ん?」


中からヘルメットを被った人が出てくる。


「参ったな…。」


彼は電信柱に足を掛け登ってくる。

ヘルメットには○○電力と書かれていた。


「ここの部品だな。」


彼は、工具を使い部品を交換しら電線を繋ぎ直す。


「ありがとう!これで電気を運べるよ!」


電信柱は、嬉しそうに、電気を流し始める。

彼はトラックに乗り走り去って行った。

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