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電信柱の一時1
ある道に立てられた電信柱。
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1話:カミナリ
「今日もよい天気だな♪」
しばらくすると、黒い雲がやってくる…。
「あれ、雲行きが怪しいぞ。」
雲から一筋の稲妻が電信柱に落ち、
ドカーンと雷鳴が轟く。
「ギャー、シビレルー」
落雷で電信柱は煙を出す…。
「プシュー…。」
煙を出したまま、気を失ってしまった。
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2話:ゴミ
電信柱の横にはゴミ箱が置いてある。
今日も朝に収集車が停まる。
「今日もご苦労様」
電信柱は見守っている。
収集車が行った後、ダッシュしてくる女性が…。
「行っちゃったか…。」
ガックリする女性。
「まあ、いいや。」
女性は、持ってきたゴミをゴミ箱に入れる。
「明日は、違うゴミの日だぞ!」
電信柱は怒る。
次の日、そのゴミを残して回収されていった。