序章
投稿すること、小説を書くこと自体ほとんど初めてですが、良かったら読んでみてください。
...
「海斗!海斗!」
「手は尽くしました。体は救えましたが...脳は...もう...」
「うわぁああああ!海斗!」
「先生!もう、無理なんですか!?」
「...残念ながら...恐らく、意識は戻らないかと...」
ガララ...
「悪い、遅くなってし...」
「わぁああああああああああ!」
「...そうか。状況は把握した。私に任せてはもらえないだろうか」
「...医者も諦めたんだ。もう...意識は...」
「最善を尽くした者の前であきらめたなどというのは酷だろう。確かに医学ではどうにもならない。しかし、私に考えがある」
「...なんだ」
「先程遂にあれが完成した。プロトタイプだが、時間はない。私に任せてくれるというのなら間に合うかもしれない」
「...今!話すことではな...そうか。それを使えば...でも...」
「何の話を...しているんですか?救えるのなら...お願いします!救ってください!」
「...そうだな。救ってもらおう。お願いだ。海斗を救ってくれ」
「では、急ごう。車を用意してくれないか?」