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2.異変

早朝、スズメの鳴き声が聞こえる。

チュンチュンとーー


授業前の自習のために朝早く学校に行くのが私の日課だ。

私がいつも起きる時間なのに、最近布団から起き上がれない。

あの保健室で休んだあたりからどうにも体が重く感じる。

「妃那ちゃん、今日は早めに学校行かなくていいの?」

母が私を起こしに声をかける。

早めに学校行って勉強しなきゃいけないこと、頭では分かってるけど体が重くて動かない。

「うん、授業には間に合うから」

「そう、遅刻しないでね」


学校、妃那のクラス。

朝のザワザワとした空間が広がっている。

クラスで唯一よく話す女の子に話しかける。

「優里ちゃん、おはよう」

優里は私の方に視線を向けた。

「おはよう、なんか妃那ちゃん顔色悪くない?」

「えっ、そうかな?」

私は若干戸惑った。朝1番に自習していない以外いつも通りだと認識してる。

「寝不足?受験あるけど無理はダメだよ」

「はーい、優里ちゃんもね」

このときは何の取り留めもせず、笑って流していた。

夜遅くまで勉強してから寝ても、朝早くに目が覚めて布団の中でぼんやりとしてること。

このときの私は、微塵も問題に思っていなかった。


でもそれから、1、2週間に一度体調が悪くなったり息苦しくなったりして休み時間に保健室を利用するようになった。

これらの症状は、精神的疲労から来る体の合図だったのかもしれない。

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