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名探偵の系譜  作者: 如月いさみ


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疑惑 その6

女性は俯いてパソコンをいじりながら

「一色颯希さま…でごいますね」

と言い

「本日、今野と9時から打ち合わせと伺っております」

と立ち上がった。

そして、前へ回ると

「こちらへ」

応接室で待っております

と左側のエレベーターの方へ歩き出した。


颯希とハルヒも後についてエレベーターに乗り最上階の24階にあるオーナーのフロアへと足を踏み入れた。


広々としたフロアには奥に書斎机と手前に応接用のテーブルとソファがあった。

書斎机で作業をしていた今野牧夫は二人が入ると立ち上がってソファに座るように勧めた。


颯希とハルヒはソファに座り正面に座った今野牧夫を見た。


女性は案内が済むとそのまま立ち去った。

彼女は受付なので他の仕事があるのだ。


颯希は今野牧夫を見ると

「ボヤが相次いでいると聞きましたが」

と告げた。

「何時から」


今野牧夫は頷いて

「最初のボヤは今月の始めでした」

と告げた。

「ゴミ置き場で煙が出て直ぐに消し止められました」

その時はゴミ置き場ということで置いたゴミに何か発火物があったのかもと思いました


颯希は頷いて

「でも続いたので…ただのボヤではないと」

と告げた。


今野牧夫は頷いた。


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