表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

愚痴

作者: 大葉

初めてリストカットをしたのは小学校6年生で、

丁度2学期の終業式の日でした。


恐らく母親と喧嘩したのだと思いますが、理由なんておぼえていないので

忘れてしまうほど些細な事だと思われます。



図工の時間にクラスメイトが彫刻刀で怪我をしたのを思いだし、

左の手首を怖かったので浅くですが、何度も何度も切りつけました。


それを友達に自慢していたので多分寂しかったんですね。




中学校1年になっても嫌な事があるたびにリストカットをしてました。

中学2年では、明確な理由もないのにこんなことをするなんて

時間の無駄だと思いしていませんでした。




僕は今中学3年生です。

怒りの捌け口がなくてカミソリで左手首を傷つけました。


妹に食事中のマナーで注意をしました。

いや、注意し過ぎてしまったんでしょう。


母親にこう言われました。


[細かく言い過ぎだ。お前も小さい時はこんなんだった]



自分にも非があったので頷きました。

でも次にこんなことを言われてどうしようもなく泣きたくなりました。


[小学校でこの子が気持ち悪いっていうのはお前のせいやぞ。

お前の言葉がストレスでこうなったんやぞ、お前のせいで精神状態不安定なんやぞ]


言いたい言葉があったのに言えませんでした。

悲しいのと悔しいのと情けないのがいっぺんにきて

思わずしゃくりあげそうになりました。



母親と父親は再婚同士で父が二回目母が四回目で僕と妹は母の連れ子です。

父親も母親も普段は仲が良いのにお酒が入ると喧嘩をしやすくなります。

そして二人は酒好きなので毎日お酒を飲みます。


父親は酒が入っていたこともあり過去に一度

母親に馬乗りになり僕と妹の目の前で殴り倒したことがあります。


僕と妹にきっちり罵詈雑言を浴びせながら。


二人がする喧嘩は毎回手の出る一歩前の言い合いで、

七割の確率で母親が祖母の家の帰ります。



妹は僕が一階にいるときは側まで泣きながら避難してきます。




そして二階から降りてくる足音が聴こえると誰であっても


[お父さん来ないで!]


と、言いながら泣き叫びます。




母親はそれを見ているのにカウンセリングにも連れていかず放置です。



妹の体調不良が仮に精神状態が不安定なのが原因ならば、

それは僕のせいではなくて両親のせいです。


僕は家族のなかで一番妹のことを理解していますし、

大切に思っています。


それなのにあんなことを言われたのが

非常に腹立たしいですし、不快です。



担任の先生に何でリストカットをしたのかを

一度聞かれたことがあります。


その時に僕は

なんとなく、やりました。

と、返しました。



先生は僕に

[血の色が好きだとかでしてる訳じゃないなら止めなさい。]

と言ったので僕は素直に返事をしてその話は終わりました。



正直な話そんなこと考えたら大分末期だろ。と僕は思ってました。



でも今は血を見て綺麗とかは思いませんが、

異常では無いんじゃないかな、と思ってしまいます。





こんな愚痴に付き合ってくれてありがとうございます。

僕の小さな愚痴に最後まで付き合ってくださり、本当にありがとうございます。

厚かましいとは思うのですが、作品の批評をしてもらえると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 両親がダメなら、先生などの他の大人に相談するしかありません。妹さんが精神的なものからきているのであれば、専門家ならば一発で分かるはずです。もし、このまま何もしないで、うだうだと愚痴っていても…
2018/05/14 11:36 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ