表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

勇魔

俺は今何かに追われている

男であることは間違いない

スタイルが良いが顔が仮面で見えないというか全身がイタい(オタっぽい)格好をしているのが勿体ないと思いつつこの状況をどう打破するかを考えているが全く思いつかない

「くそっ...こんなことなら柔道か何か習っとけばよかったな」

追われているのは田中勇魔という名字が普通なのに名前が少し目立つ高校生である

「ていうかここ本当に8号線だよな?夜中だからって車無さすぎだろ」

国道8号線を走っているのである。

それにしても追ってくるあの仮面男まるで俺で遊んでるように飛んできてやがる

これ夢だなきっと

人が飛ぶわけ無いし

まぁ、遊ばれてるんならもう少し考える時間あるだろう不幸中の幸いってか

いや、どんだけ考えても逃げ切れる策が出てくるとは思わない

そういやヒントはあったな

「その仮面カッコいいっすね!!」

大声でシャウトした

あの仮面を気に入ってるのならワンチャン追いかけるのを止めてくれるんじゃね?作戦である

「そうでござろう。コレは拙者のお気に入りでござるからな」

うわー、しゃべり方も痛ぇ

てかそうこうしている内に近所の公園通称三角公園まで来れたあともう少しだ

「そろそろ飽きてきたでござる」

仮面男が剣らしきものを投げてきたが俺は反射でなんとかすべり台の影に隠れて避けれたと思ったが仮面男は人差し指をクイッと曲げるとその剣が方向を変えすべり台に隠れてた俺の頭に向かってきた



緋里ちゃんに告れば良かったな


童貞、田中勇魔の最後に思ったことである

仮面男の剣が頭に突き刺さった






ここはどこだ?

何もない

真っ白だ

俺は確か三角公園で殺されたはずだが

誰か!居な...

声がでない!?

声を出そうと頑張っていると目の前に突然緋里ちゃんが現れたしかしその格好はいつもとは違うまるで天使のような格好だった

『この姿はあなたが好意をよせていた方で間違いないでしょうか』

はい

そう答えようとしたが声がでない

『喋らなくて結構です考えていることが分かるので。それでは説明します、あなたは本当はまだ死ぬはずが無いのですが異界のものつまりあのイタい人です彼は異世界から来のです』

異世界って何ですか?

『元々世界というのは神が創ったものです私はあなたの世界の神です』

この人が神か、なんかエロいな格好

『私は神です。のであなたの存在そのものを消すことができます。』

すいません。エロス様

『エロスって何ですかそんな卑猥な名の神などいません』

そんなことより本題入ってよ

『神に向かって....まぁいいですよもう。あなたはイタい異世界人に殺されましたが本当はあと66年生きるはずでしたので天国空いてないんですよ地獄に行くかイタい人の世界に行くか決めてください』

イタい方でだって地獄とか怖いしおっかないし

『あなたがもうここに来ることのないように願っていますてか死ぬくらいなら存在消えてここに来ないことを祈っています』

くそっ最後に酷いこといいやがってどうせ神の中で遅れてる賞味期限切れ処...

『言わせねぇよ!パラレル』

こうしてトヤマにユウマが誕生した

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ