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城内は、かなり清潔感があった。

ゴミ一つ落ちておらず、家の周りに排水溝があって、そこに全部流すということらしい。

だが、排水溝も詰まっている様子はなく、ゆったりと流れていた。

「…なに、きれいなところじゃない」

「お嬢様ぁ、そいつはぁ、努力のたまものっていうことですぜぃ」

「努力、ね」

確かに、私が生まれ育ったところは、ここから比べれば相当汚らしいところだ。

私は、早くも帰りたくなくなっているのに気づいた。

「ホーイ!ホーイ!ホーイ!ホーイ!」

4回声が響き渡ると、私たちは一斉に立ち止った。

「彼女が、森で迷子になっていたっていう子かい」

その声は、とても気持ちがいい男性の声だった。

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