『玄関の荷物』
ある日の夕方、仕事から帰った男のもとに届いた一つの荷物。
玄関のチャイムが鳴り、覗き窓から確認すると、確かに段ボールが置かれていた。
だがドアを開けた瞬間、それは消えていた。
閉めて、また覗くと、そこにある。
開けると、ない。
ありふれた玄関先で起こる、あり得ない現象。
それは「ただの見間違い」なのか、それとも──。
男の日常が、静かに“侵食”されていく。
◆第一話『ピンポン』
2025/10/30 21:07
第二話『消える配達』
2025/10/30 23:30
第三話『中に入ったもの』
2025/10/31 05:00
第四話『開けてはいけない』
2025/10/31 06:00
第五話『二人の足跡』
2025/10/31 07:00
第六話『玄関の向こうへ』
2025/10/31 10:00
第七話(最終話)『覗き窓の記録』
2025/10/31 11:30
エピローグ『記録映像ファイルNo.07 ―玄関の荷物―』
2025/10/31 13:00